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  2019年台湾教育省華語文奨学金生服部あやのさんの台湾留学の感想 - 台北駐日経済文化代表処 Taipei Economic and Cultural Representative Office in Japan :::
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2019年台湾教育省華語文奨学金生服部あやのさんの台湾留学の感想

 

服部1

2019年台湾教育省華語文奨学金生の服部あやのです。

まず、2019年9月から2020年8月までの1年間、台湾教育省から奨学金のご支援に感謝を申し上げます。

1.奨学金申請前の生活

私は2018年12月に一級建築士を取得し、建築士として働いている中で台湾原住民の建築や使われいる家具に興味を持ち、中国語を使ってそれらを本格的に学びたいと思い、台湾への留学を希望しました。

2.留学中

私は2019年8月から台北にある国立台湾大学文学院語文中心に1年間留学しました。大学内は他の大学と比べて日本人は多くなく、私が通った1年の間も日本人と同じクラスになることはなかったため良い環境であったと思います。クラスメイトも5〜7人で少人数のため発言の機会が多くあり、語学力向上に繋がりました。0から始めた中国語でしたので、最終的に進階級を取得できたことは納得のいく結果だったと思います。

また、授業を通して各国のクラスメイトの考え方や発言能力を多く吸収していくことで気付いたことがあります。それは、どの国に生まれどの言語を学び、どのような教育を受けるかで積極性や話し方、身振り手振りや、声の大きさまで違うということです。今回、中国語を各国のクラスメイトと学んだことで、日本人にとってはやはり中国語の発音は難しいと思いました。特に日本人女性は声を大きくして話すこと、口を大きく開けることは品がないので恥ずかしいことであるとの教育を無意識に受けています。さらに笑い方や反応まで女性として落ち着いて振る舞うように意識付けさせられており、それが中国語の発音とは正反対であり、中国語では息を外に向けて口を誇張して大きく開けることが重要です。

このように今まで全く意識していなかった、自分の母国語の話し方や振る舞いから、このような気付きを得られたのはとても面白いと思いました。そこから、私はジェンダーレスや教育について興味を持つようになり、最後の授業のスピーチでは日本の男尊女卑問題としました。日本の固定概念、男らしく女らしくの意識について掘り下げることで、台湾での国会議員クオーター制度や法律の更新度など、日本と台湾との違いを明確にすることができ、語学だけではない良い学びであったと思います。

さらに、留学前に思っていたことの違いとして、私は中国語は日本語と同じ漢字を多く使用するため、中国語の取得は他の国の生徒に比べて容易であると思っていました。しかし、授業が進むにつれて、自分が無意識に漢字に頼り、リスニング能力とスピーキング能力が上がりにくいことに気付きました。そのため今でも中国語を聞く時はなるべく漢字を見ずに聞き取ることに集中して学習しています。

3.台湾での生活

3-1.アパート契約について

まず台湾に入国してからすぐアパートの契約に苦労しました。なぜなら、日本のように仲介業者が少なく、直接大家さんとやり取りを交わす必要があったからです。何件も物件を検索し、台湾人の友人に代わりに電話してもらったり、友人の母が助けてくれたりと想像以上にやり取りが難しく、多くの方に支えていただきました。

幸い良いアパートはすぐに見付かりましたが、この問題を日本に住んだことがある台湾人や欧米人の友達と話している中で、日本でもアパート探しの際に問題があることが分かりました。日本に住む日本人としては気付くことができなかった問題として、外国人が部屋を借りずらいという現状があります。それは保証人の有無や信用度に関係があり、ただ”外国人”というだけで部屋が借りられないということでした。

3-2.アパートの大家さん

私が契約をしたアパートの大家さんご家族は大変親切な方々でした。週に一度、私は大家さんに家に呼んでいただき、一緒に食事をする時間がありました。そこでは学校の話や、日本の状況について議論したり、テレビを一緒に見たりしました。その時間は発音や聞き取りの練習にもなります。しかし、大家さんの発音はしばしば台湾訛りであり、授業で習った発音とは別物でした。とても聞き取りづらいと感じましたが、それは現地の方の本当の話し方であり、実際に現地の方と会話をする上ではそれに慣れるべきであると気付きました。そこから、台湾独特の言い回し方や発音など教科書には載ってない言葉に触れるため、休みの日には、台湾人の友達と遊んだり、あえて現地の人と会話する機会を増やすために台南や台東などの地方旅行に何度も1人で行きました。そこでまた友達が増えたりと良い経験であったと思います。

3-3.実際にジェンダー先進国に住んでみて

台湾の女性に「台湾は男女平等ですか?」と聞くと必ず「まだまだ残っている。日本ほどではないけどね」と彼女たちは言います。総統が女性であり、女性の就業率も日本よりはるかに高い国ではあるけれども、まだまだ課題は多いようです。しかし、実際に台湾に住んでみて、ほとんどの女性が男性と同じように働き、生活していました。彼女たちに話を聞くと、「私たちにとって仕事は自分の個性と同じだから社会から離れることは考えられない」と伝えてくれました。その意思に沿うように、台湾ではベビーシッターや家政婦を雇うことが日常的にあり、共働き家庭を支えています。金額も日本の半分程度で利用でき、多くの家庭が利用しています。そして、それらを利用することに罪悪感を感じる日本とは違い、家事なら家事のプロに、育児は育児のプロに任せるという概念が浸透しており、女性にとってとても働きやすく、過ごしやすい国であると思いました。

3-4.先住民の生活体験

私が台湾で知りたかったことの一つに台湾先住民の建築や生活様式があります。もともと台湾の先住民に興味があり、留学中は台東で部落を巡ったり、建築の資料を調べたりしていましたが、台東で出会った友達に誘ってもらい、8月に花蓮で太魯閣族の生活体験ができる機会がありました。彼らの生活の収入源は川で蝦を捕まえて売ったり、自分たちで鉄砲を使い動物狩りをするなど現代でもとても伝統的で、私たちも縄の縛り方や罠の掛け方を学び、夜はその動物を捌いてバーベキューを行いました。また、天気が良い時は美しい自然が残る近くの川で遊んだり、先住民の方々と飛び込みをしたり、とても良い経験でした。さらに、こういった生活体験を実施することも彼らの大切な収入源でもあります。実際に彼らの生活を体験してみて、やはり台北とは生活様式が違い、住宅や学校の設備、教育や仕事も発展が遅れている部分がありますが、台湾政府も国会議員数や大学入学生の数に先住民の枠を与えたりと工夫しているようです。まだまだ差別も多いと聞きましたが、伝統を残しつつ発展していくことを願います。

3-5.新型肺炎の取り組み

2019年に台湾に留学に来ることができてよかったと思った点は、新型肺炎が世界で流行り始めた時に台湾にいたことです。世界で賞賛されている台湾の対策を実際に経験できたからです。特に驚いたのが、政府の決定の迅速さです。流行り始めた時、ダイアモンド・プリンセス号の乗客が台北に来た後もGoogleMapと連携して乗客が行った場所を表示できるようにし、全国民に通知しました。またその後も、マスクの買い占めや高額転売を防ぐため国が国内のマスクをまず全て購入し、健康保険証によってマスクの購入を一人ひとり管理していました。なぜこのように判断が早いかというと、台湾がこれまでルールに縛られずに絶えず革新を続けてきたからだと思います。日本ではこれまでの実績や経験から起こったことに対して対策しようとしますが、台湾では起こる前に対策する能力が高いと感じました。今回活躍した唐鳳氏も台湾は常に新しいことを受け入れいると仰っています。また、台湾は国のトップが全て何かの分野の専門家であり、素人は大臣になれません。日本はどうでしょうか?現在でも父親の職業、地元の支援などが重要視されています。日本でも血筋や権力に関係なく、若く力のある人材を国のトップに置くべきであり、世界から遅れを取り戻すためには、そろそろ男女平等も含めた革新の時期に来ていると感じます。

4.今後の目標

留学前に最初にイメージした帰国後の目標は、”一級建築士と中国語”で中国や台湾だけでなく、マレーシアやタイなどの中国語話者からの仕事を増やせればいいなという単純なものでした。しかし、私は台湾で多くの方に支えられて過ごしたと実感していく中で、私も同じように台湾へ貢献したい、何か自分の能力で役に立つことができることがないかと思うようになりました。特に、「あなたを家族のように思っているよ」と言ってくださったアパートの大家さん家族にはとても感謝しています。

そして、台湾入国時のアパート探しの難しさと、大家さんとの暮らしの経験からホームステイでありゲストハウスのような居場所を作りたいと思うようになりました。目的は2つあります。1つ目には前述したように日本でアパートが借りづらい外国人の方のために、彼らにも借りやすいアパートを作ること。2つ目は日本に住む外国人の不安を少しでも減らすこと。1人で日本に来ている外国人は何か不安を持っていると思います。私も台湾入国時はたくさん不安があり、病院やスーパーはどこだろう、怪我した時はどうしたら良いんだろう、玄関に不審な人がいたらどうしよう、など様々な不安を感じていました。しかし、大家さんのおかげでその不安は無くなりました。私が風邪を引いてしまい心細い時に薬をくれたり、スープを作ってくれたり、事故にあった時にはすぐ現場に来てくれたり、学校の悩みを聞いてくれたりと私にとっても家族のような存在でした。その経験から、日本に住む外国人にも、そういった不安を少しでも解消して、一緒に日本で楽しい良い経験ができればと思い、この計画を思い付きました。私は建築士なので、これからその計画のために自分で物件を選び、室内デザインをしていきたいと思いますし、中国語を使用することで台湾人の方に部屋の案内を直接したり、スムーズに契約もでき、より安心してもらえると思います。

また、中国語もまだまだ不十分だと感じているので、これからも勉強を続けていき、建築家としても台湾でできることを増やして、もっと台湾に貢献していければと思っています。

最後に奨学金を支援してくださった台湾教育省の方、私を選んでくださった台北駐日経済文化代表処のみなさま、学校の先生、クラスメイト、大家さん、ルームメイト、台湾でできた友達、言葉が上手く通じないのに快く迎えててくださった友達のご家族、旅行中に助けてくださった多くの台湾人の方、皆さんにとても感謝をしています。本当にありがとうございました。