日米防衛相会談、台湾海峡の平和と安定の重要性について認識を共有

　日本の岸信夫防衛大臣は16日、訪日中のロイド・オースティン米国防長官と防衛省で会談した。岸防衛大臣は会談後、「双方は台湾海峡の平和と安定の重要性について認識を共有した。また、中国が『海警法』によって東シナ海や南シナ海で緊張を高めていることについても深刻な懸念で一致した」と述べた。

　アメリカのブリンケン国務長官とオースティン国防長官は15日、専用機で日本に到着した。オースティン国防長官は16日午後１時（現地時間）よりおよそ１時間半、岸信夫防衛大臣と日米防衛相会談を行った。

　岸防衛大臣はその後、自身のツイッターを更新し、「日米同盟の一層の強化に取り組むことで一致。中国海警法による緊張を高める行動について断じて受け入れられない旨、両国で深刻な懸念を表明。台湾海峡の平和と安定の重要性について認識を共有しました」と伝えた。

Taiwan Today：２０２１年３月１７日

写真：岸信夫防衛大臣ツイッターのスクリーンショット
　日本の岸信夫防衛大臣とアメリカのオースティン国防長官は16日、約１時間半にわたって日米防衛相会談を行った。岸大臣はその後、自身のツイッターで「台湾海峡の平和と安定の重要性について認識を共有しました」と伝えた。