蔡明耀・駐日副代表が東京地区僑学各界主催の「中華民国110年双十国慶節慶祝大会」に出席

国旗掲揚式

あいさつする蔡・駐日副代表

　台北駐日経済文化代表処の蔡明耀・副代表は双十国慶節の10月10日午前、東京地区の僑学各界が主催し、東京・四谷の東京中華学校で開催された「中華民国110年双十国慶節慶祝大会」に出席した。あいさつの中で蔡・副代表は、「台湾における中華民国は、この70数年間にわたる努力により、自由・民主主義は衆目の認めるところとなった。経済も発展し、とりわけ半導体産業では世界で最も重要な地位にあり、これは我々が誇りとするものである」と述べた。

　日本との関係も引き続き進展しており、さらには、台湾の「世界保健機関」(WHO)年次総会といった国際機関への参加支持表明など、日本や米国をはじめとした各国による支持の下、台湾の国際的地位はますます高くなってきていると説明した。現在、台湾が直面している中国大陸からの圧力についても「我々は団結し全力で立ち向かう。僑胞各位がこれに加わることは、我々にとり最大の自信となる」と強調した。

　主催者である「中華民国留日東京華僑総会」の張君成会長は、「今後も祖国の自由、民主主義、繁栄を広くアピールしていくと共に、僑胞の各団体が団結して、日本の各レベルとの交流に努めていくために、引き続き各位の支持と協力を願っている」とあいさつした。「台湾留日東京同学会」の陳姵樺会長は、「本日の式典で、このように多くの先輩方が一堂に会しているのを目にし、僑胞がいつも台湾のことを思っているのを改めて感じた」と述べた。式典では「日本中華聯合総会」の朱恭亮会長、「中華民国留日台湾同郷会」の蕭玉蘭会長もそれぞれ祝辞を述べ、「中華民国留日東京華僑総会」の荘海樹・名誉会長が万歳三唱を行った。今年はコロナ対策のため、校庭で行われたが、厳粛な雰囲気の中での慶祝大会となった。

出席者全員で記念撮影

«２０２１年１０月１１日»