台湾籍のご親族が日本で亡くなられた場合

〇はじめに〇

台湾の方が日本で亡くなられた場合は、台湾で死亡登記をする必要があります。日本側だけの登記では、台湾に記録が残りません。下記の必要書類をご確認の上、お時間があるときにお手続きください。ただし日本側の書類で一部、登記から日数が経過すると取得できなくなる事もあるので、お早めに申請されることをおすすめいたします。

〇登記に必要な日本発行の書類〇

下記は多くの方が必要とされる書類の例です。台湾での死亡登記の方法やその際に必要な書類については台湾の戸政事務所へご確認ください。

死亡届記載事項証明書：日本の市区町村で発行される書類です。死亡届を提出された市区町村役所または法務局で申請してください。台湾で死亡登記する際に使用します。本処の管轄区域内の市区町村が発行されたものなら認証可能です。

火葬許可証：死亡届が受理された後に役所からいただくものです。ご遺骨を台湾に持っていくご遺族の方は認証を受ける必要があります。本処の管轄区域内の市区町村が発行したものなら認証可能です。（宗教上の理由等で火葬を希望されない方は別の証明書が必要です。）

火葬証明書：火葬許可証とともに併記されることが多々ありますが、単独で本処の管轄区域内の葬祭業協同組合や連合会などの「公的機関以外」で発行された火葬証明書や遺体梱包証明書につきましては、「私文書」のため事前に公証役場にて公証してください。

戸籍謄本：ご遺族の方が台湾で死亡登記を行う際に、親族関係証明書を求められることがあります。もし台湾の戸籍で親族関係の証明が出来ない場合は、日本の戸籍謄本も認証することをおすすめいたします。

〇認証の受け方〇

上記の書類の認証を受けるには、下記資料をお持ちください。

1. 文書証明申請書

2. 窓口へ来られる方のパスポート原本およびコピー１部

3. 亡くなられた方のパスポート原本及びコピー１部　（用意ができる場合）

4. 認証したい書類の原本およびコピー１部

5. 親族関係証明書（戸籍謄本原本又は台湾身分証明書の原本及びコピー１部）

※亡くなられた方の一親等以内（親子または配偶者）であれば戸籍謄本または台湾身分証で認証の申請出来ます。ただし、一親等の方が窓口に来ることが出来ない場合は、ご家族の方が記入した委任状、ご家族の方のパスポートコピー及び代理人のパスポート原本およびコピー１部をご準備下さい。

6.費用は「旅券、査証、証明関係手数料」のページ参照　※現金のみ

〇補足事項〇

本処の管轄区域にご注意ください。