謝長廷・駐日代表が「台湾フェスタ2023 in代々木公園」の開幕式に出席

　台北駐日経済文化代表処（以下、駐日代表処）の謝長廷代表は7月29日午後、「台湾フェスタ2023 in代々木公園」の開幕式に出席した。あいさつの中で謝代表は、おいしい台湾屋台料理やスイーツ、飲み物、舞台での文化・音楽パフォーマンスなどを通して、さらに多くの日本の方々に台湾を身近に知ってもらいたいと期待を寄せた。さらに、機会があれば「実際に台湾を訪れ、本場の台湾のグルメや美しい自然を体験してほしい」とアピールした。

　台湾フェスタ実行委員長の朱恭亮・日本中華聯合総会会長は、「日本と中華民国台湾はきわめて良い関係にある。この良好な関係が東アジアを中心に広がり、平和へとつながることを願い、この台湾フェスタを開催している」と説明した。また同時に、多くの台日の関係者らの協力により今年も開催できたことに感謝の意を表した。

　開幕式には、花木出・日本台湾交流協会専務理事、並木正芳・日本台湾親善協会副会長、小磯明・台湾フェスタ2023 in代々木公園代表発起人/東京都議会日本台湾友好議員連盟会長、張淑玲・駐日代表処横浜分処長、台湾から来日参加したDJのBryanさん、同フェスタアンバサダーのアンナ・リー（安娜・李）さんらが登壇し、それぞれあいさつした。

　この日の午前中には、来日した新北市と台北市の先住民関連団体メンバーと在日原住民連合会の人々による豊年祭祭礼の儀式や踊りなどが披露された。このプログラムに出席した駐日代表処の蔡明耀・副代表は、「日本の皆さんには、台湾の文化を大いに体験し理解し、双方の絆を深めてほしい」とあいさつした。

　今年の台湾フェスタは台湾の食、伝統や文化、音楽や芸術、人と人との交流を楽しむといった「Enjoy! TAIWAN」がテーマとなった。会場は台湾関連の飲食、雑貨販売、観光案内、体験エリアなどのブースが並んだほか、東京都関連や台日の地方自治体などを紹介するブースも設けられ、舞台では台日双方のアーティストや団体が次々と出演し、にぎやかな台日交流の場となった。

あいさつする謝長廷・駐日代表
　写真右から朱恭亮・台湾フェスタ実行委員長、張淑玲・駐日代表処横浜分処長、花木出・日本台湾交流協会専務理事、並木正芳・日本台湾親善協会副会長、謝長廷・駐日代表、小磯明・台湾フェスタ2023 in代々木公園代表発起人、Bryanさん、アンナ・リー（安娜・李）さん

あいさつする朱恭亮・台湾フェスタ実行委員長

主催団体関係者、台湾僑胞界の各リーダーや日本の支援団体関係者らが登壇

先住民による豊年祭儀式と踊りの前にあいさつする蔡明耀・駐日副代表

豊年祭儀式と踊りのプログラムに出席した関係者一同

メニューの種類も増えた台湾屋台

会場風景

台湾留日東京同学会のブース

《２０２３年７月３１日》