中華民国（台湾）がフジサンケイグループの日枝久代表に「紫色大綬景星勲章」を授与、謝長廷・駐日代表が勲章伝達

　台北駐日経済文化代表処（駐日代表処）の謝長廷代表は10月12日、中華民国（台湾）よりフジサンケイグループの日枝久代表に授与された「紫色大綬景星勲章」および「証書」を伝達し、日枝代表の長年にわたる台日友好交流への尽力と協力の貢献を表彰した。

　勲章伝達式は、12日午後4時に駐日代表処代表公邸で執り行われ、代表処各部門のトップらが式典に出席した。謝・駐日代表は、祝辞を読み上げた後、日枝代表に「紫色大綬景星勲章」および証書（勲記）を伝達した。日枝代表は勲章を着用後、謝辞を述べた。その後、出席者らが日枝代表に次々と杯を挙げて祝意を表し、式典は終了した。

　日枝代表はあいさつの冒頭で、この度の台湾政府からの勲章授与に感謝の意を表した。さらに、自身の60年あまりにわたる台湾のテレビ局との交流、故宮博物院文物展の日本開催、故李登輝元総統や蔡英文総統との交流などを振り返り紹介した。また、台湾と日本は困難に遭った際、互いに助け合う「善の循環」があると強調し、今後も双方の関係を深めるため、台日の善の環境を強くしていくことが大切だと述べた。

　日枝代表は、これまでに日本民間放送連盟会長も務め、日本メディア界におけるその存在は確固たるものであり、台日交流推進および両国の友好協力関係促進に尽力され、大きな成果を上げている。この度の勲章授与は総統令により「紫色大綬景星勲章」が授与され、その卓越した貢献を表彰したものである。

紫色大綬景星勲章、勲章証書、祝辞

勲章を日枝久・フジサンケイグループ代表（左）に伝達する謝長廷・駐日代表（右）

謝長廷・駐日代表（右）、日枝久・フジサンケイグループ代表（左）

【台北駐日経済文化代表処　２０２３年１０月１２日】