一般財団法人「台湾協会」が謝長廷・駐日代表に感謝のトロフィーを贈呈

清水一也・台湾協会理事長（左）から台日友好への貢献に対する感謝のトロフィーを手渡された謝長廷・駐日代表（右）

　台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表は4月14日、一般財団法人「台湾協会」の「平成６年交礼台湾の会」に出席した。このなかで、謝・駐日代表に清水一也・台湾協会理事長より台日交流への貢献に対する感謝のトロフィーが贈呈された。

謝辞を述べる謝長廷・駐日代表

　謝・駐日代表は、2016年の着任以来、「善の循環」という概念を広め、地震や水害の支援、新型コロナのマスクやワクチンなど、困ったときに助け合ってきたことを説明し、「いまや『善の循環』は台日両国のメディアや政界にも広く使われるようになった。このような価値観は世界に広めていく意義がある」と強調した。

謝長廷・駐日代表８年間の台日交流をスライドで紹介

　会場では謝長廷・駐日代表が８年間にわたり取り組んできた地方自治体との交流協定、日台交流サミット、コロナ禍の相互支援など台日交流の軌跡がスライドで紹介された。

池田維・台湾協会評議会会長の挨拶

　同会には池田維・台湾協会評議員会会長（元日本駐台代表）、谷崎泰明・日本台湾交流協会理事長、並木正芳・日本台湾親善協会副会長らが出席し、あいさつを述べた。また、同会には台湾人留学生も招かれ、世代を越えた台日交流の場となった。

台湾人留学生も出席し、世代を越えた台日交流の場となった

《２０２４年４月１５日》