【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2026年1月第3週TOPICS
- 【頼総統、国際科学五輪の台湾代表と面会 「30年で三つのノーベル賞」に期待-政治-】
(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は21日、昨年行われた各種国際科学オリンピックの出場者と台北市の総統府で面会した。活躍をたたえるとともに、今後30年で物理、化学、医学分野で少なくとも3人のノーベル賞受賞者が誕生することに期待を寄せた。
台湾からは昨年、数学や物理、化学、情報、地学など10の国際科学オリンピックに55人が参加。金23、銀21、銅6の計50個のメダルを手にした。
頼総統はあいさつで、科学は国力の礎であり、先進国はいずれも科学教育を重視していると指摘。台湾は天然資源が乏しいが、先進科学の実力で「テクノロジーの島」になったとし、他国よりも科学教育や人材育成の政策を重んじていると述べた。
ノーベル賞獲得の目標について触れた上で、台湾はすでに国際科学界で欠かすことのできない重要な存在となっているとし、より多くの優秀な人材が産業に身を投じ、台湾の経済力や科学技術力を高めることに期待していると語った。
また、台湾は2027年の国際化学オリンピックの開催権を手にしたと言及。大会開催を通じ、台湾の若者の国際的な視野や交流の機会などを拡大できるほか、各国の若者に台湾の科学教育の成果をより深く理解してもらえるだろうと話した。:2026年1月22日
- 【ベーカリーのW杯で台湾が準優勝 パンで台北101や半導体チップ再現 表彰式で国旗も–社会-】
- (パリ中央社)ベーカリーのワールドカップ(W杯)として知られる「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジェリー」が20、21日にフランス・パリで開かれ、台湾代表チームが準優勝をつかんだ。台北市の超高層ビル「台北101」や半導体チップといった台湾の特色をパンで表現した。
- 大会は2年に1度実施されており、2022年には台湾が優勝を果たしている。今大会には彭心柔さん、高淇崴さん、張世彬さんが参加。22年大会で選手だった武子靖さんがコーチを務めた。
- 飾りパン部門を担当した彭さんは、今年のテーマは「自国の最も偉大な発明」だったため、題材にタピオカミルクティーと半導体チップを選んだと説明。これらは多くの台湾人が苦労を重ねて手にしたものであり「台湾で最も偉大な発明は『台湾人』だと思っている」と話した。
- パン部門には高さんが参加。自身の出身地、台北市木柵区の名産でもある鉄観音茶とドライパイナップルを使った。高さんは取材に対し、大会指定の小麦粉と台湾の小麦粉の違いに苦戦したと明かした。
- 張さんはスイートペーストリー部門を担当。台北101に加え、彭さんに呼応してタピオカミルクティーをかたどったパンを作った。フィリング(あん)にはアップルマンゴーやパッションフルーツ、松の実など台湾らしさを取り込んだ。
- 台湾は「チャイニーズ・タイペイ」名義で参加したものの、観客は台湾の作品だと認識していた。表彰式では表彰台に立ったメンバーが中華民国(台湾)の国旗を広げた。:2025年1月22日
- 【台湾版「まんが甲子園」初開催 李文化相「台湾漫画の新時代」到来に期待–文化-】
- (台北中央社)高校生世代を対象にした漫画コンテスト「青漫賞」の第1回授賞式が20日、台北市内で開かれた。李遠(りえん)文化部長(文化相)は、賞を通じて若い世代が台湾漫画の力を継承し、台湾漫画の新時代到来につながればと期待を寄せた。
- 李氏はあいさつで、青漫賞は台湾のベテラン漫画家、敖幼祥さんの助言を受け、日本の全国高等学校漫画選手権大会(通称まんが甲子園)を参考にしたと紹介。文化部(文化省)として、台湾漫画を学校に根付かせるために始めたと語った。
- 台湾での漫画の歴史について、親が子供に漫画を読ませない時代から1980年代の台湾漫画ブームを経て、子供たちは日本や韓国の漫画を読むようになったと回顧。その中でも台湾漫画の創造力は途切れず、リレーのように創作が続けられてきたと話した。
- また台湾漫画はガールズラブ(GL)やボーイズラブ(BL)のみならず、歴史や地理、武侠などさまざまなジャンルがあり、自分たちを過小評価する必要は全くないと述べた。
- 個人と団体の2部門が行われた。個人では、「伝声筒」を制作した国立羅東高校(北東部・宜蘭県)の江翊丞さんが金賞に輝いた。不治の病にかかった幼なじみを守る主人公が、結末が分かっていても友人に寄り添ってかなわぬ夢を語り合う物語を描いた。
- 団体の金賞は、友情の物語「About love, four leaf clover」を制作した北部・桃園市立陽明高校のグループが受賞した。
- 受賞作品は3月13日から中部・台中市の国家漫画博物館東側エリアで展示される。:2025年1月22日
- 【高雄LRTにラッピング列車登場 高雄メトロとタイガーエア台湾、岡山県がコラボ–観光-】
(高雄中央社)南部・高雄市内を走る高雄ライトレール(LRT)で23日から、高雄メトロ(MRT)と高雄—岡山線を運航するタイガーエア台湾、岡山県がコラボレーションしたラッピング列車が運行される。期間は1カ月。高雄、岡山両地の観光認知度向上を図り、双方向の旅行を促す。
ラッピング列車の車体には高雄MRTの名物猫「蜜柑(ミカン)駅長」とタイガーエア台湾の公式PRキャラクター「タイガー・フーちゃん」、岡山桃太郎空港のキャラクター「ももたろう」のイラストの他、岡山城などの観光スポットがあしらわれている。
高雄LRTの車両基地で22日、記者会見が開かれた。高雄メトロの楊岳崑董事長(会長)は、交通機関による高い露出度と味わい深い体験によって、日常に寄り添う形で人々に高雄と岡山について知ってもらいたいと述べた。タイガーエア台湾の黄世恵董事長や岡山県の尾崎祐子副知事らが出席した。
岡山市中心部で岡山電気軌道が運行している路面電車でも、高雄の観光名所を紹介するラッピング列車が運行される。:2025年1月22日
- 【クレー射撃アジア選手権 台湾の劉宛渝が金 女子団体でも銀–芸能スポーツ -】
(台北中央社)クレー射撃のアジア選手権は20日、カタール・ドーハでトラップ女子個人が行われ、台湾の劉宛渝が金メダルに輝いた。トラップ女子団体の決勝もあり、劉・葉美萱・林怡君組が銀メダルを獲得した。
トラップは各ラウンド25枚のクレー(標的)を割った数で得点が決まる種目。団体は選手3人の予選(5ラウンド制)での得点の合計を競った。台湾は劉が108点、葉が106点、林が102点で合計316点を記録した。金はカザフスタンで325点、銅はクウェートで315点だった。
個人では予選の上位8人が決勝に進出。予選で7位だった劉は、決勝では24点をたたき出した。
劉は中央社の取材に応じ、予選では調子があまり良くなかったが、戦いながら少しずつ調整したと言及。今年に入ってから、卓球やバドミントンの国際大会で台湾の選手が優勝していたことにも刺激を受けたと明かした。
また、トラップ男子個人に出場した楊昆弼が予選を3位で勝ち抜いたが、決勝では4位でメダルには届かなかった。:2025年1月21日