【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2026年5月第3週TOPICS
- 【頼総統「台湾は世界に大きく貢献していく」 民主主義サミットでビデオ演説-政治-】
(ストックホルム中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は12日、デンマーク・コペンハーゲンで開かれた「コペンハーゲン民主主義サミット」でビデオ演説し、台湾はテクノロジー分野での強みを生かして民主主義のパートナーと共により一層信頼でき、強靭(きょうじん)性を持つ民主主義のサプライチェーン(供給網)を構築し、「世界の経済の安全保障と繁栄により大きく貢献していく」と述べた。
頼総統は、先月下旬に予定していたアフリカ南部エスワティニへの訪問が、中国による通常の飛行経路の妨害によって延期を余儀なくされたことに言及。「世界の民主主義コミュニティーは、権威主義政権が自らのルールを世界に押し付けようとしていることを目の当たりにした」とし、権威主義政権が「国際慣例を破ることをためらわず、飛行の安全と民間航空の秩序を政治的圧力を加える手段としていることが浮き彫りになった」と指摘した。
また、台湾が世界をリードする半導体とAI(人工知能)産業は台湾と米国、日本、欧州、多くの民主主義のパートナーが長期的に互いに信頼し、連携してきた成果だと述べた。
デンマークの親台派団体「台湾コーナー」のミカエル・ダニエルセン会長は中央社に対し、頼総統の演説は台湾が世界に多くの貢献ができるとのメッセージを発信し、台湾に対する中国の脅しを参加者に明確に伝えたと評価した。
サミットはデンマークのラスムセン元首相が立ち上げた非営利団体(NPO)「民主主義連盟基金」(AoD)が民主主義陣営の裾野拡大を目指して2018年から開催しているもので、各国の政財界の要人や専門家、民主運動家らが参加する。今年で9回目を迎えた。中華民国(台湾)総統は2020年からビデオ演説形式で参加している。昨年は蔡英文(さいえいぶん)前総統が会場で講演した。
今年のサミットではグリーンランドや台湾、ウクライナが直面する脅威に焦点が当てられた。:2026年5月13日
【「世界最高齢アプリ開発者」若宮正子さんが台湾訪問 政府の生涯教育担当者と面会–社会-】
(台北中央社)「世界最高齢のアプリ開発者」として知られる若宮正子さんが13日、台北市の教育部(教育省)を訪問し、終身教育司(生涯教育局)の梁学政(りょうがくせい)司長と面会した。台日の高齢者学習などについて意見を交わした。
若宮さんは91歳。81歳でスマートフォン用アプリを開発し、2017年には米アップル社が開催した開発者向けの会議に招待されるなどして話題を呼んだ。
報道資料によれば、終身教育司が若宮さんを招待した。
教育部は若宮さんに対し、台湾各地の高齢者学習センター(楽齢学習中心)では、スマートフォンやパソコン、テクノロジー関連の講座を毎年延べ2500回以上開いていると紹介。詐欺対策の講座も開いており、現代における情報の真偽の見分け方や、新しい手口の詐欺に対する対策方法、フェイクニュースの拡散防止などについて教えているとした。
若宮さんはこれらの取り組みに賛同し、日本に持ち帰って参考にしたいとの考えを示したという。
梁氏は若宮さんについて、活動的に年を重ねる「アクティブ・エイジング」の最良の広告塔だと言及。高齢者に必要なのは長期的な介護だけではないとした上で、教育部として今後も高齢者の人材育成の取り組みを進め、高齢者を台湾を前進させる上で貴重な人的資源として活躍できるようにしていきたいと話した。:2026年5月14日
- 【台湾あれこれ/ 台湾のコンテンポラリーダンス団体、大阪で公演へ 台北芸大の学生ら–文化-】
台湾のコンテンポラリーダンス(現代舞踊)団体、フォーカス・ダンス・カンパニー(焦点舞団)が17日、大阪市内で公演を行う。国立台北芸術大学舞踊学部の卒業を間近に控えた学生たちが中心となり、「台湾コンテンポラリーダンスの今」を届ける。
公演のタイトルは「昨日楽園~Sleepless Utopia~」。出演者の一人で、日本から同大に留学している上垣茜さんは「台湾と日本をつなぐ文化交流の機会として、日本の皆様にぜひご覧いただきたい」と呼びかけた。
住之江区のグラフィーホールで昼と夕方の2回、公演を行う他、16日には公開ゲネプロ(通し稽古)も開催する。チケットはチケット販売サイト「ライブポケット」で取り扱っている。:2026年5月14日
- 【イーサン・ルアン&ワン・ジン主演の台湾クライムドラマ、北海道でも撮影–芸能スポーツ-】
(台北中央社)イーサン・ルアン(阮経天)とワン・ジン(王浄)が主演する犯罪サスペンスドラマ「沉默的審判」(Confessions)のティザー予告が13日、公開された。同作は台湾と北海道で撮影され、ティザー動画には台北の観光名所も登場している。
メガホンを取るのは台湾クライム映画「我、邪で邪を制す」(周処除三害)のウォン・ジンポー(黄精甫)監督。ウォン監督が脚本も手がけた。「我、邪で~」の主要キャストであるイーサンやワン・ジン、チェン・イーウェン(陳以文)、ベン・ユエン(袁富華)に加え、アリッサ・チア(賈静雯)やジョセフ・チャン(張孝全)、ビビアン・ソン(宋芸樺)、シュエ・シーリン(薛仕凌)、ニッキー・シエ(謝欣穎)ら実力派俳優を集結させた。豪華俳優陣によって、善悪が矛盾する暗黒の復讐劇を繰り広げる。
ティザー予告では、台北の観光名所「西門紅楼」の爆破や超高層ビル「台北101」付近での大規模爆破シーンが公開された。イーサンとワン・ジンは同作で、高難易度の多重人格に挑戦し、全く異なるさまざまな顔を見せる。イーサンがワン・ジンの頭をテーブルにたたきつける衝撃的なシーンも予告に盛り込まれた。ウォン監督の特徴である強烈な色彩で、登場人物の間の恨みや道徳的清算が印象的に描かれている。
同作は年内に動画配信サービス「ネットフリックス」や中国の動画共有サイト「ヨウク」(優酷)で全世界に配信予定。:2026年5月15日
- 【台湾あれこれ/ 18日は「国際博物館の日」 台湾・新北市、6館1園で見学無料に–觀光-】
北部・新北市文化局は12日、国際博物館の日に当たる18日に、市内六つの公立博物館と国定古跡林本源園邸(林家花園)への入場を無料にすると発表した。朱銘美術館など一部の私設の博物館では16、17両日に優待価格での入館ができるようになるとしている。
無料になるのは淡水古跡博物館、十三行博物館、鶯歌陶磁博物館、黄金博物館、坪林茶行博物館、国定古跡林本源園邸、新北市美術館。
朱銘美術館の他、世界宗教博物館も16、17両日優待価格での入館ができるとした。
文化局の張䕒育局長は、今年は対話や理解、寛容、平和を核心とした、博物館を国民全体が共有し、異なるエスニックグループ間の交流を図る文化プラットフォームの形成に取り組んでいるとし、多言語ガイドや分かりやすい情報提供などの強化を進めると語っている。:2026年5月14日