【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2026年6月第3週TOPICS
- 【頼総統、日本は「運命共にする重要なパートナー」 協力深化に意欲/台湾-政治-】
(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は18日、台北市内で行われた海外メディアとの懇談会に参加した。台湾と日本について、地理的に近いだけでなく、価値観が近い、運命を共にする重要なパートナーだと述べ、協力深化に意欲を示した。
頼総統は、過去1年で台日は国会から地方まで、産業から文化まで、観光から各分野まで、幅広く交流を深めてきたと指摘。日本が国際的な場面で台湾海峡の安定の重要性を訴えてきたことは、台湾にとって極めて重要だったと話した。
今後の台日協力については①安全と強靱(きょうじん)性②経済安全保障と科学技術③人的交流と地域交流―の3分野を重点に協力を進めるべきだとした。防災や海洋安全保障、半導体や人工知能(AI)分野での連携強化に加え、青年や教育、観光などを通じた交流促進に期待を寄せた。
その上で、台日はアジアで民主主義が最も成熟した二つの国であり、共通の価値観と利益を有していると言及。協力はインド太平洋地域の安全保障と安定の礎となるとともに、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向けた最も重要な原動力にもなると語った。
また、日本とフィリピンが海洋境界の画定に向けた交渉開始で合意したことを巡っては、交渉が第三者の権益に影響を及ぼすことはないと述べた。一方で中国は関連海域の沿岸国でないにもかかわらず、海上パトロールを口実に介入して勢力拡大を図っており、地域の平和と安定に対する最大の脅威となっているとした。:2026年6月18日
- 【世界の競争力、台湾が4位に 歴代最高位 GDP成長と輸出拡大が貢献–経済 -】
(ジュネーブ中央社)スイスのビジネススクール、IMD(国際経営開発研究所)が18日に発表した2026年版「世界競争力ランキング」で、台湾は前年より順位を二つ上げ、歴代最高の4位となった。国内総生産(GDP)と輸出の大きな成長に加え、過去約10年にわたる制度の安定性が順位を押し上げた。
ランキングは主要70カ国・地域を対象とし、「経済実績」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」の四分野で評価した。
スイス・チューリッヒで行われた「IMD世界競争力サミット」で発表された。王思為駐スイス代表(大使に相当)は中央社に対し、台湾の事業家や人材、資金の国内回帰や製造、研究開発、最近の人工知能(AI)がもたらした生産力などを要因として、世界のトップ企業との協力において台湾の地位が引き上げられているとし、今回の順位は政府と人々が10年にわたって共に努力してきた成果だと述べた。
首位はシンガポールで、香港、スイスが順に続いた。:2026年6月18日
- 【国家図書館、筑波大と日本初の「台湾学術デジタルリソースセンター」–文化-】
(台北中央社)国家図書館(台北市)は17日、日本では初めてとなる「台湾アカデミックデジタルリソースセンター」(台湾学術数位資源中心)を筑波大学附属図書館(茨城県)と共同で立ち上げたと発表した。同センターを通じ、台湾の学術リソースをオンラインで提供する。
国家図書館の報道資料によると、17日に同館の翁誌聡代理館長が筑波大を訪問し、同大の副学長で附属図書館館長の加藤和彦氏と共に、協定締結とセンターの供用開始を記念した式典に臨んだ。
翁氏はあいさつで、近年は台湾積体電路製造(TSMC)と日本の研究機関が緊密に連携していると言及。国家図書館としても、台日が文化や学術研究の分野でこれまで以上に結び付きを強めることを期待していると語った。
国家図書館は、今後さらに多様なデジタルリソースを提供するとともに、双方で関連テーマの講演会を共催し、実質的な交流を深めていきたいとした。:2026年6月18日
- 【工藤静香、「ちびまる子ちゃん」と同じ衣装で登場 自身がデザイン=台湾で特別展–芸能スポーツ-】
(台北中央社)歌手の工藤静香が17日、台北市内で開かれた「ちびまる子ちゃん原作40周年」特別展の開幕記者会見に出席した。工藤は特別展のために、登場キャラクターたちのステージ衣装をデザイン。会見には「まる子」と同じデザインの特注衣装を身にまとって登場し、会場を沸かせた。
工藤は衣装デザインについて、40周年を記念した台北での特別展でキャラクターたちの衣装を用意できたことを「本当にうれしく思う」と笑顔。作品の中でいちばん好きなキャラクターは「まる子」だといい、「私はいつもわちゃわちゃ忙しくしてしまうので、たまにさぼったり、『いいよ、今日はやらなくていいよ』と思えるまる子ちゃんに憧れる」と話した。
工藤は10月24日に台北でコンサートを開催する。ロック色が強い公演になると明かし、「まる子ちゃんたちのステージに負けないような素敵なステージにしたい」と意欲を示した。
「ちびまる子ちゃん原作40周年」特別展は台北市の松山文創園区5号倉庫で18日から9月28日まで。:2026年6月18日
- 【観光署、台湾リピーター優遇措置を検討 同行者と合わせ約4万円相当 日本重視の姿勢も–觀光-】
(台北中央社)交通部観光署(観光庁)は17日、台湾旅行のリピーター獲得に向けた優遇措置を検討していると明らかにした。条件を満たす旅行客に5千台湾元(約2万5千円)相当、同行者に3千元(約1万5千円)相当の特典を提供する予定だとしている。日本市場を重視している姿勢も示した。
同署は報道資料で、日本のパスポート(旅券)申請時にかかる手数料が7月1日から減額されることや、日本旅行業協会(JATA)がこれに併せて拡充する日本人海外旅行者数の回復に向けた「もっと!海外へ」キャンペーンに言及。日本の海外旅行(アウトバウンド)市場が成長する機会をしっかりと捉えたいとの考えを示した。
また、日本側の海外旅行促進策と台湾側の優遇措置の相乗効果で、日本人の訪台意欲がより高まることに期待しているとした。日本は従来から台湾にとって最も重要かつ消費力が安定した旅行客の供給元の一つだとした上で、今後は初めて訪台する旅行客の誘致だけでなく、リピーターや富裕層にも重点を置き、よりディープな旅行スタイルや地方観光の発展を推進していくと述べた。
報道資料によれば、同署の陳玉秀(ちんぎょくしゅう)署長が16日に訪日し、JATAや阪急交通社のトップとそれぞれ面会。日本人訪台観光客の誘致や観光協力の深化を図ったという。:2026年6月17日