【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2025年9月第3週TOPICS
【頼総統、日本の対台湾窓口機関会長と会談 台日関係のさらなる発展願う-政治-】
(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は16日、今年6月に現職に就任した日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の隅修三会長と台北市の総統府で会談した。台日関係が一層発展し、各分野での交流、協力を深化させることで、インド太平洋地域の平和と繁栄にさらなる貢献ができるよう期待を寄せた。
隅氏の訪台は就任後初めて。
頼総統は、隅氏が思想家の老子の教えである「上善如水」(万物に利益をもたらしながらも他と争わない水の性質を最高の善に例えた言葉)を座右の銘とし、このような精神で交流協会を率いる姿勢を評価。世界各国の指導者も「上善如水」の精神で周辺国との関係に臨むことができれば、世界平和は自然と築かれることだろうと述べた。
また、隅氏が日本の経済界で長年にわたり活躍し、要職を歴任してきたことに触れ、経済安全保障やテクノロジー革新、文化、観光、青年交流などさまざまな分野での協力に期待する他、経済連携協定(EPA)の早期締結に向けても連携できるよう願った。
隅氏は、日本と台湾は共に協調と調和の精神を重視しているとし、この信念が世界のその他の地域に広まることへの期待を示した。
また、台日は多くの類似した困難と課題に直面していると言及。緊密で複雑化した国際貿易や少子高齢化、自然災害、エネルギー供給などを例に挙げ、今後、各挑戦に関して協力を強化し、互いに意見を出し合って共に解決策を模索していければと語った。
隅氏ら一行は同日、蕭美琴(しょうびきん)副総統とも面会した。:2025年09月17日
【台湾企業9社、日本で循環型経済の展示会に出展 海洋委員会が主導–経済 -】
(高雄中央社)千葉県の幕張メッセで開催中の展示会、サーキュラー・エコノミーEXPOに、台湾の企業9社からなる「台湾・海洋循環経済プラットフォーム」が出展している。出展を主導した海洋政策の主務機関、海洋委員会が17日、報道資料で紹介した。
同展示会は19日までの3日間、開かれている。公式サイトによれば、循環型経済やサステナブル経営の実現を目指す企業の経営者、設計・製造部門などが来場者として想定されている。
報道資料によると、繊維業やバイオテクノロジー、プラスチックリサイクルなどの分野の企業が集結。海洋ごみの繊維で作られた衣料品から再生素材まで多彩な成果を展示した。台湾が廃棄物を資源化する取り組みの現状を、日本の大規模展示会で示す初の機会となったという。また、台湾企業の技術や成果、応用事例を紹介する説明会も企画した。
同委員会の管碧玲(かんへきれい)主任委員(大臣)は、16日にリモートで出展者らを激励。台湾の海洋関連企業などについて、持続可能な海洋の促進で具体的な成果を上げていることに加え、サステナビリティーの理念を日常生活に浸透させており、さらに「規模は小さいが美しく、テクノロジーに強い」という特色を発揮しているとたたえた。
その上で、台湾は海洋ごみという挑戦を循環の機会に転換するとの決意を、世界に向けて発信する必要があると強調した。:2025年09月18日
【台湾、地震や津波に関する緊急情報の一斉配信訓練 19日に実施–社会-】
(台北中央社)中央気象署(気象庁)は17日、国家防災日(防災の日)に合わせて19日午前9時21分から地震や津波の発生に関する緊急情報を携帯電話に一斉配信する訓練を行うと発表した。災害発生時の対応力を高め、緊急情報の運用強化を目指すとしている。
台湾は1999年9月21日に台湾大地震が発生したのを受け、毎年同日を国家防災日と定めている。
気象署は、今年の訓練について、「巨大地震からの生存、強靭(きょうじん)な備え」をテーマに実施すると説明。地震を想定したシナリオや広報活動を通じて、地震発生時に取るべき正しい行動を確認し、自助・共助の力を高めてもらうとともに、各政府機関や民間団体の防災対策を支援し、協力して強固な防災体制を築くとした。
今回の訓練は、台湾東部の海域でマグニチュード(M)8.5の地震が起きたと想定。最大震度は6強、震源の深さは10キロで、この地震により津波が発生したとして、関連の緊急情報を携帯電話に配信する。
午前9時21分には全国を対象に地震発生を知らせる速報を配信。実際の地震発生時には「まず低く、頭を守り、動かない」の安全確保行動を取るよう呼びかける。また沿岸部の自治体を対象に、同30分には津波警報の発表、同10時には津波警報の解除を知らせる情報を配信し、実際の津波発生時には高台に避難するよう促す。
同時間帯には教育部(教育省)管轄の各学校や幼稚園などが避難訓練を実施することから、気象署は、安全確保行動を通じて子供たちが自身を守る力を養えるよう支援するとしている。:2025年09月18日
【台中で初の児童・青少年向けブックフェア 14カ国から127社出展/台湾–文化 -】
(台北中央社)児童や青少年をテーマとしたブックフェア、第1回「台湾国際児少書展」が18日、中部・台中市で始まった。14カ国から127社が出展し、主催する文化部(文化省)は平等な文化的権利をコンセプトに、台湾各地で開催できればと期待を寄せている。
イタリアテーマ館や児童書テーマ館、台湾漫画館、絵本物語館、教育書エリア、文学書エリアなどが設けられており、会期中200以上のセミナーやワークショップが開催される他、手作り体験もできる。
同部傘下の国立台湾文学館(台文館)が企画した文学書エリアでは「文学と未来の距離」と題した特別展が行われている。同部の李静慧(りせいけい)政務次長は、深みと社会性を持った文学をいかに分かりやすい児童や青少年向きの内容にさせるかは同部が台文館に与えた課題だが、同館は特別展を通じて的確に対応したと述べ、文学が児童の翼になることを望むとあいさつした。
台文館の陳瑩芳館長は同特別展について、「文学がいかに世界を変えるか」といった読書の現場を子どもたちに体験させるかがテーマだと紹介。多分野にまたがり、来場者とのやり取りができるユニークな形で文学のコンテンツを表現していると説明した。
同特別展では、イタリアで賞を獲得した台湾のイラストレーターの作品が見られるコーナーが設置され、大人と子どもが共同でゲームを創作できる。また文学や音楽、演劇が融合したイベントも楽しめる。
台湾国際児少書展は台中国際展覧館で21日まで。:2025年09月19日
【アジアプロ野球交流戦、11月に桃園で 台湾と日本の「楽天」と韓国KTウィズ–芸能スポーツ -】
(桃園中央社)北部・桃園市政府は11月7日から9日にかけ、台湾と日本、韓国のプロ野球3チームによる交流試合を開く。同市に本拠地を置く楽天モンキーズと日本の東北楽天ゴールデンイーグルス、韓国のKTウィズが、楽天桃園野球場で熱戦を繰り広げる。
15日に記者会見が同市で行われ、張善政(ちょうぜんせい)市長や各球団の担当者が出席した。
張氏はあいさつで、自身が8月に訪日した際、イーグルスは積極的に協力を申し出て野球交流を促進したと言及。KTウィズは韓国で優勝経験がある実力派であり、モンキーズも長年にわたって桃園に根を下ろしてファンとのつながりを深めてきたとした上で、このハイレベルな3チームが集まって試合を行うことで、台日韓の都市交流を進められればと話した。
モンキーズの牧野幸輝ゼネラルマネジャー(GM)は、野球の試合以外に各国のチアリーダーによるパフォーマンスもあると紹介し、来場を呼びかけた。
イーグルスの球団執行役員コーポレート本部長、岡田朋城氏は、交流戦は選手にとって来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて貴重な経験になるだろうと言及。3球団が連携して友情を深めるとともに、今後は桃園市とも各分野での交流協力をしていければと語った。
11月7日にイーグルス・KTウィズ戦、同8日にモンキーズ・イーグルス戦、同9日にモンキーズ・KTウィズ戦が行われる。桃園市政府体育局によれば、チケットは台湾では9月23日に発売。参加選手は10月中に発表される。:2025年09月16日