【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2026年7月第2週TOPICS
- 【安倍元首相銃撃から4年 頼総統がメッセージ 台湾への支持に「感謝」-政治-】
(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は8日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、4年前に銃撃されて死去した安倍晋三元首相について、「民主主義と自由を守ろうとした彼の決意、台湾への確固たる支持に、我々はいまも感謝しています」とメッセージをつづった。
頼総統は、安倍氏は「台湾の良き友、優れた政治家であった」と説明。さらに「今後も日本との全方位的な関係を一層深化させ、日本を含む諸外国とともに、地域の平和と安定に寄与したいと願っています」とした。:2026年7月8日
- 【中国出身の男の勾留・接見禁止を決定 産経前台北支局長襲撃 台中地裁/台湾–社会 -】
(台中中央社)産経新聞の前台北支局長で、台湾を拠点に活動するジャーナリストの矢板明夫さんが中部・台中市で男に顔を殴られた事件で、警察は7日、中国出身の香港籍の男を反浸透法の罪や公然侮辱、傷害などの罪で台湾台中地方検察署(地検)に移送した。台湾台中地方法院(地裁)は同日、男の勾留と接見禁止を決定した。
矢板さんは6日、台中市内のホテルでの講演を終えた後、男に顔を殴られた。警察は、男が犯行後に出境を図っているとの情報をつかみ、台中国際空港で男を逮捕した。男は当時、変装していた。
警察によれば、男は原籍が中国広東省で、後に香港籍を取得。今年1月、観光の名目で訪台し、1カ月余り滞在していた。今回も観光目的として今月2日に台中空港から入境。台中市内の宿泊施設を2、3カ所転々とした後、最終的には犯行場所の向かいのホテルに宿泊し、周囲の経路を確認していた。
警察は、男が台湾滞在中、特定の人物と連絡していたことを把握。だが、この人物は事件前に出境しており、警察は引き続き通信記録を確認するなどしてその他の共犯の有無や犯行動機を明らかにするとしている。
台中地検は、男に傷害などの嫌疑が重大であることに加え、男が域外の人物で犯行後に出境を図ったこと、証拠隠滅や共犯者、首謀者との口裏合わせの可能性が高いことなどを理由に、台中地裁に男の勾留と接見禁止を請求。台中地裁は、勾留の理由と必要があるとして、請求を認めた。:2026年7月8日
- 【台湾の児童合唱団4組がブダペストの国際合唱祭に出場 複数部門で最高評価-文化-】
(プラハ中央社)ハンガリーの首都ブダペストで3~5日に開かれた「第5回ブダペスト国際合唱祭」で行われた国際コンクールに、台湾から児童合唱団4組が出場し、複数の部門で最高評価を獲得した。駐ハンガリー代表処(大使館に相当)は、歌声が最も心を揺さぶる文化外交になったとたたえた。
台湾から出場したのは、南部・屏東、台南、高雄、北部・台北の児童合唱団。「グランプリ」では、屏東の希望児童合唱団がユース同声、民謡、聖楽の3部門で、台南の右武衛児童合唱団がモダン部門で、それぞれ最高評価を得た。
「オープンコンペティション」では、右武衛児童合唱団が三つの金賞を受賞し、2部門で優勝。台北の復興実験高校小学部合唱団が児童の部で金賞と優勝、高雄市児童合唱団は民謡の部で金賞、児童の部で銀賞をそれぞれ手にした。
駐ハンガリー代表処によれば、希望児童合唱団と右武衛児童合唱団は主催者の招きで、世界各地の合唱団と交響楽団によるモーツァルト「レクイエム」の合唱にも参加した。
また、右武衛児童合唱団は代表処の計らいで、ブダペスト東駅でのサプライズ合唱を行い、歌声をコンコースに響かせた。:2026年7月9日
- 【全編日本語の役に挑戦のツェン・ジンホア、撮影終了直後に号泣 出演作が台湾プレミア–芸能スポーツ-】
(台北中央社)吉本ばなな原作の同名短編小説を台日合作で映画化した「シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE」が4日、台北映画祭で台湾プレミア上映された。同作で全編日本語の役に挑戦したツェン・ジンホア(曽敬驊)は、最後のシーンを撮り終えた瞬間、安堵感で号泣してしまったと明かし、「とても貴重な思い出」と作品に感謝した。
同作は最愛の母を失った主人公「ちづみ」が、旅先の台北で「シンシン」という男性に出会い、喪失感の中で再生していく姿を描いた。上映前に主要キャストの岸井ゆきのやジンホア、藤原季節、真壁幸紀監督が台湾メディアの取材に応じた。
真壁監督は、ジンホアに出演を了承してもらうため、台湾を3度訪れて説得したと明かした。ジンホアは、日本語学習に使える時間は約2カ月しかなく、最初は五十音から学ぼうと思ったものの、途中で間に合わないことに気付き、中国語でせりふの内容を理解してから日本語のせりふを丸暗記した。「一つのシーンに1週間余りの時間をかけた」という。真壁監督はロケ地の下見で訪台した時も、撮影日にジンホアのシーンがない時もジンホアの日本語の練習に付き添ってくれたとし、真壁監督に感謝の思いを伝えた。
ジンホアは最後の撮影シーンに関するエピソードも紹介。このシーンでは日常会話ではあまり使わない日本語が多くあったため、真壁監督からは、カメラに写らない方の耳にイヤホンを着けて日本語を聞いてはどうかと提案された。「でも私の役者魂が湧き上がってきて、そうしたくなかった。細かく区切って撮影する形になっても、自力で演技を終えたかった」と振り返った。最後には気力も体力も使い果たしたが、真壁監督に励まされ、全ての人が最後まで寄り添ってくれたため、撮影が終わると安堵感で泣いてしまったという。
同作の台北映画祭での上映チケットは販売開始直後に完売した。台湾では今年下半期に公開予定。:2026年7月7日
- 【国産ウナギとティラピア、ダブル主菜の駅弁 台湾鉄道が数量限定で販売–觀光-】
(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)は7日、台湾産のウナギとティラピアを主菜にした駅弁「鰻鯛弁当」の販売を開始する。来月23日まで、毎日数量限定で販売する。
農業部(農業省)漁業署などと提携して企画された。台鉄は、良質な国産ウナギをより多くの人々に味わってもらい、国内市場の拡大につなげたいとしている。
台鉄によれば、主菜はウナギのかば焼きとティラピアのフライの二品。ウナギは脂の乗った柔らかい食感で、ティラピアは外はカリッと揚げ、中はふっくらとした仕上がりになっているという。副菜には、生湯葉とクコの実の炒め物、カツオ風味の錦糸卵、ダイコンの漬物などが添えられる。
値段は199台湾元(約1000円)。台鉄グッズ店「台鉄夢工場」や台鉄弁当本舗の北部や中部を中心とした一部店舗で販売される。:2026年7月6日