2017年12月第5週TOPICS

【 台日海洋協力対話 海難救助協力に関する覚書を締結 】

台湾と日本が海洋協力について話し合う「台日海洋協力対話」の第2回会合が12月20日、台湾日本関係協会の邱義仁会長と日本台湾交流協会の大橋光夫会長による海難捜索救助分野の協力強化に関する覚書の締結により閉幕した。邱会長は海難救助に限らず、海上犯罪の取り締まりなどの諸問題でも協力していく姿勢を表明している。大橋会長は、覚書の締結は「日台双方の思い合いの心、助け合いの精神を体現している。海で結ばれた日台の絆をさらに将来も深めていくという極めて重要な意義を有している」と話した。今回の会合では、漁業協力や漁業資源の保護、海難救助、海洋の科学研究での協力などに関して意見交換が行われた。双方には、特に沖ノ鳥島周辺の漁業権問題等につき立場の違いはあるものの、台日双方の主張に対する相互理解、今後の継続的な議論等につき確認がなされている。(2017/12/20)

【 2030年めどにバスを全面EV化 大気汚染の改善目指す 】

頼清徳行政院長(首相)は12月21日、大気汚染の改善策について行政院で記者会見を開き、新たな交通政策として、2030年までにバスと公用車を全面電動化する目標を提示した。また、環境改善に向けた交通政策として、2035年にはガソリンバイク、2040年にはガソリン・ディーゼル自動車の販売を禁じる方針も表明している。バイクや自動車のEV化に伴い、電力需要の増加が見込まれることについては、2019年に電力の供給予備率が15%に達する見通しだと改めて説明し、問題ないとした。政府は再生エネルギーの発電比率を2025年までに20%に引き上げるとする目標を掲げている。他方、同20日には、中台湾7県市がクリーンエネルギー発電の推進加速などを中央政府に求める4つの提言を発表しているが、頼行政院長はこれについて、「政府と地方は方針が一致している」とコメント、ともに協力して取り組む姿勢を示した。(2017/12/21)

【 ラミゴ、日ハムの招きで交流試合 来年2月28日と3月1日に札幌Dで 】

台湾プロ野球・ラミゴモンキーズは12月21日、北海道日本ハムファイターズの招きを受け、来年2月28日と3月1日に札幌ドームで交流試合を開催すると発表した。台北で同日行われた会見に出席した日本ハムの島田利正球団代表は、野球を通じた北海道と台湾の交流促進に期待を示した。日本の球団との交流が盛んなラミゴ。来年2月中旬には、2014年から交流をしている千葉ロッテマリーンズと通算4度目の交流試合を石垣市で行う。日本ハムと対戦するのは前身のラニューベアーズ時代に出場した2006年のアジアシリーズ以来。当時はラニューが2敗を喫していた。ラミゴの劉玠廷GMは、今後日本ハムを本拠地の桃園球場(桃園市)に招きたい考えも明らかにした。(2017/12/22)

【 愛媛県副知事、台湾で観光PR 定期便就航に意欲 】

愛媛県の上甲俊史副知事は12月18日、台北市内で開かれた同県の観光商談会に出席し、台湾の旅行業者に愛媛の魅力をPRした。あいさつの中で、11月に桃園―松山間のチャーター便がエバー(長栄)航空により運航されたことに触れ、今後の台湾とのさらなる交流拡大に向け「定期航空路線の就航を熱望している」とアピール。需要拡大のため、台湾の業者による旅行商品造成に期待を示した。同県は2016年に台北市、今年6月には台中市と友好交流に関する覚書を締結。サイクリングや鉄道、温泉、教育など幅広い分野で交流を進めている。また、19日には松山南高校(松山市)と建国高級中学(台北市)が、20日には松山南高校、同砥部分校が鶯歌高級工商職業学校(新北市)とそれぞれ姉妹校提携の調印式を行う。(2017/12/28)

【 会社主催の忘・新年会 9割以上が実施 9年来最高 】

求人サイト「1111人力銀行」の調査によると、「忘・新年会がある」とした会社員が前年(78.1%)より約15ポイント増の92.6%に上り、2008年以来最高となったことがわかった。1111人力銀行の李大華副総経理は、国内景気が回復傾向にあることが背景にあるのでは、としている。台湾で「尾牙(ウェイヤー)」と呼ばれる忘年会では、有名芸能人が招かれることも珍しくなく、また抽選会が開かれることが定番で、高級自転車やオートバイ等の商品が人気を博しているとのこと。調査は12月1日から14日まで、1111人力銀行の登録会員を対象にインターネットで行われ、1073人から回答を得ている。(2017/12/16)

【 台湾初「漫画基地」が着工 近くには“台北オタク街” 来年半ばに完成予定 】

台湾初の漫画・アニメに特化した文化スペース「漫画基地」の着工式が12月20日、台北市華陰街で行われた。華陰街に近い台北地下街は、ゲームや漫画、アニメグッズなどのショップが軒を連ね、“オタク街”として知られる。着工式に出席した文化部(文化省)の丁暁菁次長は「この場所には漫画産業の中心的なエリアとして発展するポテンシャルが隠されている」と期待を寄せた。漫画基地は来年半ばに完成する見通し。漫画は台湾で広く読まれているが、長く市場の大半を占めてきたのは日本の作品で、台湾の作品はそれに押されてきた。丁次長は、漫画基地の創設は台湾のオリジナル作品をより多くの人に見てもらうのが目的だと話している。(2017/12/21)

【 台湾の新たな文化パワー、日本に発信 東京で来年イベント 】

台湾の非政府組織(NGO)、中華文化総会は来年、台湾文化を紹介するイベントを東京で開催する。展覧会、マーケット、音楽の3つの要素を合わせて新しく輝く台湾の文化ブランドを打ち出すことで、台湾の新たな文化パワーを東京に紹介する。同会は台湾文化の振興を図る団体で、総統が会長を務める。第7回執行委員・諮議委員会第3次会合が12月18日、台北市内で開かれ、来年の事業計画と予算が確認された。東京でのイベントは、来年9月20日に東京ビッグサイトで開幕する旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」に合わせて開催する予定。2020年の東京五輪を前に文化的な下慣らしとする。(2017/12/19)

【 高雄市、優良日系企業を表彰 市の産業発展への貢献たたえる 】

高雄市政府経済発展局は12月19日、同市に拠点を構える優良日系企業を表彰した。市内で開かれた表彰式に出席した陳菊市長は、日系企業が同市への産業発展に貢献していることに感謝を示し、同市とのさらなる協力関係の深化に期待を寄せた。同市で事業を展開する外資系企業で日系企業が最多を占めており、同市はさらなる投資を促進するため、毎年優良な日系企業を選出し、表彰している。今年表彰されたのは、台湾関口工業、東麗尖端薄膜、台湾日電産三協の3社。選出理由として、いずれも100人を超える雇用を創出したことが挙げられた。また、同市に今年、拠点を新設した企業も表彰。野村貿易、JTB台湾高雄営業所、台湾東喜ロ機能膜が選出された。(ロ=王へんに路)同市は専門の窓口を設け、積極的に日系企業の対応に当たっていくとしており、同市への投資を歓迎すると呼び掛けている。(2017/12/20)

【 名門女子高が創立100周年 祝賀式典には92歳の日本人卒業生の姿も 】

南部・台南市の台南女子高級中学(高校)で12月16日、創立100周年を祝う記念式典が開かれた。母校の慶事を喜んで集まった卒業生らの中には、同校の前身となる日本統治時代の旧制高等女学校で学んだ6人の日本人の姿もあった。同校の前身は、1917(大正6)年開校の総督府台南高等女学校(後の台南第一高等女学校)と、その4年後に設立された台南州立台南女子高等普通学校(後の台南第二高等女学校)。両校は戦後の1947年に合併され、2000年に現在名に改名し今に至る。台南第一出身という92歳の女性は、戦後日本に引き揚げて以来、台湾の土を踏んだことはなかったが、娘や孫に付き添われて同15日に訪台、空港に降り立った途端、感無量の涙をこぼしたという。(2017/12/19)

【 台湾見本市・展覧会情報 ― 2018年台湾ギフト展示会 】

2018年4月19日より4日間、台北世界貿易センターにて2018年台湾ギフト展示会が開催される。中華民國対外貿易発展協会の主催。出展品目は持ち運びに便利で、かつ記念になるギフト一般で、開業100年を超える老舗の商品や、地方の名産・特産、引き出物等。詳しい情報は以下昨年の実施情報及び添付ファイル参照。

HP: http://www.taiwansouvenir.net/en_US/index.html