2018年4月第1週TOPICS

【 被災地の観光を振興 外交部が東部・花蓮に駐台外交官を招待 】

台湾東部地震で被害を受けた花蓮県の観光振興につなげようと、外交部(外務省)は23日から24日まで、台湾に駐在する世界27カ国の外交官らを花蓮に招待した。呉ショウ燮外交部長(外相)は、参加した外交官らに対し、同地の風景の美しさや豊かな文化を母国の人々に伝え、花蓮を訪れるよう働き掛けてほしいと呼び掛けた。(ショウ=金へんにりっとう)同部によれば、一行は景勝地の太魯閣(タロコ)国家公園や台湾原住民(先住民)タロコ族にゆかりのある布洛湾、パイナップル農園などを訪問。同部の劉徳立・常務次長や蕭美琴・立法委員(国会議員)が付き添い、観光地を案内した。24日には呉部長も加わり、外交官らとパイナップルケーキの手作り体験などを楽しんだ。外交官らは、同地の景色の素晴らしさや先住民文化に感激を示していたという。(2018/3/26)

【 台北市のマスコット「熊讃」、日本に出張 若者に台北の魅力PRへ 】

台北市政府のマスコットキャラクター「熊讃Bravo」は26日、千葉県で27日に開催される10代女性向け体験型フェス「超十代」に参加するため、日本に向け桃園国際空港を飛び立った。イベントでは台北の美しい風景に合わせて特別パフォーマンスを行い、日本の若者に台北の魅力を紹介する。陳誉馨・観光伝播局副局長は、熊讃の可愛らしいステージによって、多くの日本人に台北に遊びに行きたいと思ってもらえればと期待を寄せた。昨年10月に米国を訪問して以来の海外出張となった熊讃。桃園空港ではエバー(長栄)航空の協力を得て乗客の搭乗券確認などの仕事を体験し、サービスを受けた利用者を喜ばせた。超十代の開催は今年で3回目。ファッションショーやライブが行われるほか、様々なブースも設置される。昨年は1万人以上が来場した。(2018/3/26)

【 タイガーエア台湾、茨城空港にチャーター便 第1便はほぼ満員 】

チャイナエアライン(中華航空)系格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾は26日、桃園国際空港(桃園市)と茨城空港(茨城県)を結ぶ定期チャーター便を就航させた。茨城空港では第1便の到着を祝う記念式典が開催され、地元高校のマーチングバンドが駐機場で演奏するなどして乗客を歓迎した。今年10月末まで、毎週月曜と木曜の週2便で運航する。式典に出席した同社の黄世恵・商務長は、第1便の搭乗率は98%に達したと喜びを示し、台湾と北関東の観光客が相互に行き来できるサービスをより多く提供できるよう同路線の定期便化の早期実現に意欲をみせた。同県の大井川和彦知事は、茨城や栃木、群馬などで近年、台湾人観光客が増えていると紹介。茨城空港を利用すれば東京での混雑に巻き込まれることなくスピーディーに出入国できると利点をアピールし、茨城への来訪を呼び掛けた。同社は昨年7月にも同路線でチャーター便を約1カ月間運航。今年1月には定期便の早期就航に向けて茨城県と覚書を締結した。(2018/3/27)

【 山口県議会など2団体、台湾に地震被害の見舞金計100万円贈呈 】

山口県議会と全日本私立幼稚園連合会は27日午後、岸信夫衆院議員の同行のもと台北駐日経済文化代表処(東京都)を訪問し、2月に発生した台湾東部地震の被害に対する見舞金として各50万円を謝長廷代表(大使に相当)に手渡した。謝代表は、長期にわたって台日交流に尽力している岸氏と、義援金を届けてくれた2団体に心からの謝意を表明した。謝代表は、近年台湾と日本は、自然災害が発生した際の相互支援ができていると言及。このような「善の循環」は国際交流の最終目標あるいは極致であり、世界の模範といっても過言ではないとして台日間の友情の深さを強調した。岸氏は、7年前の東日本大震災で台湾から受けた温かい支援を日本は決して忘れないとした上で、自然災害が多い台湾と日本はすでに互いに関心を寄せ合う間柄になっているとの考えを示した。(2018/3/28)

【 スウェーデン外務省「台湾」表記の使用続行表明 「中国の省」から改称 】

スウェーデンの税務署が台湾の表記を「台湾、中国の1つの省」に変更した問題で、同国の外務省は27日、中央社のメール取材に対し、同省は従来通り「台湾」という表記を使用し続けるとし、台湾とスウェーデンの関係が友好的であるのに変わりはないと表明した。税務署による表記変更に関しては、台湾について「どのような名称を用いるべきか指示はしていない」とし、独立した政府機関は自由に表記を決定できると説明した。同国の税務署は先月28日、台湾の名称を国際標準化機構(ISO)によって発行されている国名コードにのっとり、「台湾、中国の1つの省」に改めると公式ホームページ上で発表。今月12日から表記を変更していた。この問題をめぐっては、スウェーデンの団体「スウェーデン台湾友好協会」が同署の表記変更に反対する署名活動をインターネット上で実施し、28日までに約1万5000人分の署名を集めている。また、現地の複数メディアにも取り上げられるなど注目を集めているという。(2018/3/28)

【 鉄道旅行の利便性を紹介 地方誘客促進へ 観光局、PR映像公開 】

個人旅行で訪れる外国人観光客に鉄道を利用して台湾各地の風景を楽しんでもらおうと、交通部(交通省)観光局は鉄道や交通をテーマにしたPR映像を制作した。周永暉局長は台湾各地には様々な特色を有する町が点在していると紹介し、台湾観光の利便性を伝えることで、多くの訪台客に地方の町に足を運んでもらえるようになればと期待を寄せた。鉄道で一人旅を楽しむ観光客の視点で撮影され、黄金に輝く田んぼを抜ける東部幹線や森を走る阿里山森林鉄道、彰化の扇形車庫、台湾高速鉄道(新幹線、高鉄)などが登場。台北101(台北市)や故宮博物院南部院区(嘉義県)、井仔脚瓦盤塩田(台南市)、雲林布袋戯館(雲林県)、平渓(新北市)などの観光名所も合わせて紹介されている。映像は15秒、30秒、60秒、3分の4バージョン。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されている。(2018/3/28)

【 石垣島から台湾に漂着のカメラ、持ち主が見つかる 】

台湾東部・宜蘭県蘇澳にある岳明小学校の児童が27日、近くの海岸で見つけた、石垣島(沖縄県)あたりから流れてきたとみられるデジタルカメラの持ち主が見つかった。カメラの持ち主は東京都在住の女子大学生。28日夕、この女子大生から、防水ケースに入ったカメラは2015年の夏に石垣島でダイビングをした際に流したことなどをつづった手紙が届いたという。李さんは、情報を拡散してくれた日台のネットユーザーに感謝を述べた。持ち主の女子大生も28日深夜、自身のフェイスブックに投稿。「まさかこんなことが起こるなんて思ってもみませんでしたし、今でも不思議な気持ちです」と心境を語るとともに、李さんや岳明小の児童など「たくさんの方々に感謝の気持ちでいっぱいです」とお礼を伝えた。また、6月に台湾を訪れ、李さんに会うことも明かした。カメラの持ち主を探す李さんの投稿は29日午前1時半現在、賛意を示す「いいね!」数が2万2000に達し、シェア件数は1万2000を上回っている。28日には台湾メディア各社だけでなく、NHKにも取り上げられている。(2018/3/29)

【 蔡総統、スワジランド初訪問へ 台湾との強固な外交関係をアピール 】

蔡英文総統は4月17日から、中華民国と外交関係を持つアフリカ南部のスワジランドを初訪問する。呉ショウ燮外交部長(外相)が29日、総統府で開いた記者会見で発表した。5日間の日程で、帰国は21日。直行便を利用する。(ショウ=金へんにりっとう)中国大陸は近年、多額の投資を通じてアフリカ各国との関係強化を図っている。呉部長は、「スワジランドも例外ではない」としつつも、同国との国交は非常に安定していると強調。今回の外遊には、外交関係に問題はないことをアピールする狙いがあると説明した。蔡政権が誕生した2016年5月以降、中国大陸の圧力は強まる一方で、台湾は同年末に西アフリカのサントメ・プリンシペ、昨年6月には中米パナマとの断交を余儀なくされている。現在残る国交国はスワジランドを含む20カ国。(2018/3/29)

【 中部・彰化に大型洋上風力発電建設へ 丸紅と台湾企業が協力 】

グリーンエネルギーの開発などを行う台湾緑色電力(台湾緑電)は28日、総合商社の丸紅と共同で、中部・彰化県沖に総発電容量600メガワットの洋上風力発電所を建設すると発表した。総工費は約865億台湾元(約3150億円)に上る見通し。台湾緑電の李建勳総経理(社長)は、丸紅は欧州で洋上風力発電所を手掛けるなどの実績を持つと紹介。海上工事など丸紅が得意とする分野で力を借り、日本や韓国、東南アジアなど海外の洋上風力発電市場に共に進出できればと期待を示した。政府は2025年までの脱原発を目指し、再生可能エネルギー産業の発展を積極的に推進。同年までに風力発電の累積設備容量を4.2ギガワットに引き上げることを目指している。台湾海峡に面する彰化県沿岸は北東の季節風が強く吹き、風量も安定しているため、風力発電に適している。そのため、同県政府は近年、風力発電設備の建設に力を入れている。(2018/3/30)

【 「湾生」を扱った記録映画上映 謝駐日代表「台日の架け橋に」 】

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで31日、日本統治時代の台湾で生まれた日本人、いわゆる「湾生」を題材にしたドキュメンタリー映画「心の故郷〜ある湾生の歩んできた道」の特別試写会が行われた。作品を鑑賞した謝長廷代表(大使に相当)は、同作が若者世代に台日の絆を知ってもらう架け橋となり、長年にわたり築かれた台日の友好関係がさらに深まればと話した。同作は戦後に日本に引き揚げ、80歳を過ぎて出生の地を改めて訪れた2人の物語を主軸に、湾生の数奇な人生を描く。メガホンを取ったのは、九フン、金瓜石、金門島、国民党老兵など台湾をテーマにした作品を送り出してきた林雅行監督。東部・宜蘭県の南方澳漁港や蘇澳冷泉、蘇澳小学校などで撮影が行なわれた。(フン=にんべんに分)謝代表はあいさつで、台湾と日本には古くから深いつながりがあり、湾生はその一部分だと紹介。この作品を通じ、より多くの人に台日の歴史的結び付きを知ってほしいと期待を寄せた。同作は日本で5月19日公開予定。(2018/3/31)

【 台中市長、名古屋市副市長や市議らと面会 両市の交流深化願う 】

林佳龍台中市長は30日、愛知県名古屋市の広沢一郎副市長や藤田和秀市議らと台中市政府で面会した。林市長は両市がそれぞれ国際的な競技大会の開催を控えていることに触れ、スポーツを通じた両市間の交流深化を願った。台中市では2019年に「東アジアユースゲームズ」が、名古屋市では2026年に「アジア競技大会」が開催される予定。昨年は台中国際空港(台中市)と中部国際空港(愛知県常滑市)が友好空港提携を結び、両空港間には定期チャーター便が就航した。林市長によれば、台中市で11月初旬に開幕する台中フローラ世界博覧会(台中花博)には名古屋市の出展が予定されているという。藤田市議は、両市間で結ばれた深い友情に感激を示した。台中市によれば、藤田市議は全国日台友好議員協議会の会長も務めており、2015年から毎年台中市を訪問し、両市の交流推進に努めているという。広沢副市長は林市長を同市の秋の祭典「名古屋まつり」に招待。訪問を通じて互いに対する理解を深めたいとした。(2018/4/1)

【 台湾見本市・展覧会情報 ― 高雄国際ホテル・レストラン及びケータリング見本市 】

2018年10月25日より4日間、高雄展示ホールにて高雄国際ホテル・レストラン及びケータリング見本市が開催される。中華民國対外貿易発展協会、展昭國際企業股份有限公司の主催。出展品目はホテル及びキッチン設備用品など。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP :  https://www.kaohsiunghoreca.com.tw/zh_TW/index.html