ハロー台湾!「華語101（Huayu101)」で気軽に台湾華語を。

台湾教育部は台湾短期滞在外国人に向けて、台湾華語のオンライン教材「華語101」を開設した。2018年5月のオンライン開設以来、国内外の学生や教員から好評を博し、現在9万回以上の利用がある。

教育部は2017年、台北市立大学に「華語101」オンライン生活教材の開発を依頼し、最初は「基本の挨拶」、「住居」、「買物」、「注文」、「交通移動」及び「緊急救助」の6テーマの生活基本表現だったが、2020年度は「観光・街歩き」、「アート・イベント」、「電話・約束」、「換金」、「友達を作る」、「病院・郵便を出す」などテーマを広げている。教材の開発は多国籍の外国人学生により実験が行われ、一般的によく使われる文例が選ばれている。テーマは挨拶から友達を作る、観光からビジネス、交通利用や住居、緊急救助から医療にわたり、広範囲でとても実践的な会話が100例以上カバーされており、華語文教師により実用文例が単語ごとに発音され、自由かつ必要に応じて繰り返し学習することが可能になっている。また、教材の例文は可愛い挿絵が添えられており、挿絵とテキストの組み合わせで学習が苦にならず、リスニングや視覚からのガイドで初心者が簡単に話せるようになっている。インターネットさえあれば、「華語101」は華語学習の最高のツールといえます。

　　教育部によれば、新型コロナウィルスの影響を受け、「華語101」の常用会話例は時間・場所を問わず手軽に学習できるため、デジタル学習のニーズが高まっている。また、教育部は「華語101」以外にも「グローバル華語文教育プロジェクトオフィス(OGME)」を開設し、その中の「學華語到臺灣(Learn Chinese in Taiwan)」では、「Start From Scratch」、「Intermediate Chinese」、「FLTA Story Book Series」、「Mandarin in 300 sentences」、「Fall in Love With Mandarin」などの無料のオンライン華語コースが提供されており、華語教師や華語学習に興味のある方々からのアクセスを歓迎しています。