「関西地区台湾留学生会」が新会長を選出

関西エリア各校の台湾人留学生会から成る「関西地区台湾留学生会」は3月19日、会長・幹部懇親座談会を開き、2023年度の新会長に京都大学在学の周雨臻さんが選出された。
向明德・駐大阪弁事処長は林育柔・文教課長らとともに出席した。向処長は挨拶の中で留学生らに対し、学業に努めるほか、日本へ留学している機会に各地の名所を訪れ、日本の歴史・文化を理解することを提案した。また、心を開いて日本の友人を作り知見を得て、現地の生活に触れることで、留学生活により豊かな思い出を残すことができるだろうと述べた。
普段から台湾人留学生の手助けを行っている洪里勝信・大阪中華総会名誉会長は、留学生会へ奨励金を贈与したほか、航空券を提供し、場を盛り上げた。
周雨臻・新会長は挨拶に際し、戴嘉・会長が在任期間中、様々なイベントを企画し学生らに対して支援を行ってきたことに謝意を表した。
また、新会長として過去に校内でイベントを実施した経験などを活かし、資源を上手く運用して関西地区台湾留学生会の会務発展に貢献をし、勉学に精進するため日本へやってきた学生らに心温まるサポートを行いたい、と抱負を述べた。
当日は関西10校の台湾人留学生会の会長・幹部らが出席し、林育柔・文教課長は各校の新任会長らに向けて会務を遂行する上で注意すべきことを伝えたほか、まもなく任期満了する会長らへ服務証明書を手渡し、感謝の意を表した。

出席者

挨拶する向明德・駐大阪弁事処長

上：洪里勝信・大阪中華総会名誉会長によって贈られた奨励金を代表して受け取る戴嘉・会長
下：航空券を獲得した大阪公立大学の陳品翰さん

「関西地区台湾留学生会」2023年度の新任会長に選出された京都大学の周雨臻さん

ポーズをとる一同