大阪アジアン映画祭2012で台湾映画7作品が上映
今年で7回目を迎える「大阪アジアン映画祭2012」が3月9日(金)~3月18日(日)に開催されます。今回は「ABCホール」(福島)、「梅田ブルク7」(梅田)、「梅田ガーデンシネマ」(梅田)、「シネ・ヌーヴォ」(九条)、「HEP HALL」(梅田)、「大阪歴史博物館」(谷町四丁目)、大阪市中央公会堂(中之島・淀屋橋)、「プラネット・スタジオ・プラス・ワン」(梅田・中崎町)を会場にアジア各国のさまざまな映画が上映されます。
台湾からはコンペティション部門にチェン・フェンフェン(鄭芬芬)監督の『熊ちゃんが愛してる』、チャン・シーハオ(張世儫)監督の『父の子守歌』、特別招待作品部門にウェイ・ダーション(魏徳聖)監督の『セデック・バレ 太陽旗』および『セデック・バレ 虹の橋』が上映されます。さらに、台湾のニウ・チェンザー(鈕承澤)監督による中国との共同制作作品『LOVE』、トム・リン (林書宇)監督による中国・台湾・香港の共同制作作品『星空』、アジア次世代最強短編ではブルース・ホァン・チェン(陳良侯)監督によるアメリカとの共同制作作品『変態、無頼、そしてその中間に挟まれた女』、合わせて7作品が上映されます。
大阪アジアン映画祭2012
http://www.oaff.jp
2012年3月9日(金)-18日(日)
コンペティション部門は11日(日)から
台湾映画作品上映会場
● ABCホール(福島)
阪神本線「福島駅」から徒歩5分。JR東西線「新福島駅」から徒歩5分。JR大阪環状線「福島駅」から徒歩7分。京阪中之島線「中之島駅」から徒歩7分。JR大阪駅から徒歩15分。
● シネ・ヌーヴォ(九条)
地下鉄中央線「九条駅」から徒歩3分。阪神なんば線「九条駅」から徒歩2分。
● 梅田ガーデンシネマ(梅田)
JR「大阪駅」中央北口から徒歩15分。阪急「梅田駅」茶屋町口から徒歩15分。 地下鉄御堂筋線「梅田駅」5番出口より 徒歩15分
【コンペティション部門】
● 「熊ちゃんが愛してる」 Bear It
2011年 / 台湾 / 103分 (日本初上映)
監督:チェン・フェンフェン(鄭芬芬)
出演:ディラン・クォ、クー・ジャーヤン、ディン・チアン、マー・ズーチン、チェン・シーワン
ぬいぐるみの熊ちゃんの旅行ガイドを任されたピーター。だが思わぬ事故に遭い、大事な「お客様」が行方不明に。ピーターは持ち主への言い訳として奇策を思いつくが……。キュートなハートフルコメディ『聴説』でOAFF2010年観客賞を受賞したチェン・フェンフェン監督の最新作。
上映日程
3月14日(水)13:00 シネ・ヌーヴォ
3月16日(金)13:10 ABCホール
3月17日(土)18:30 シネ・ヌーヴォ
● 「父の子守歌」 Father's Lullaby
2012年 / 台湾 / 94分 (世界初上映)
監督: チャン・シーハオ(張世儫)
出演: 蔭山征彦、チュウ・チーイン、ホワン・チェンウェイ、チェン・ウェンビン
台北の病院に勤める日本人研修医のマサヒロ。東日本大震災発生後、故郷の姉と連絡がつかない。同僚のリリーは通勤中に出会った少女と親しくなるが、彼女の顔に内出血のあとを見つけ……。主演は『海角七号/君想う、国境の南』で主人公の手紙の声を担当するなど台湾で活躍する蔭山征彦と、『ラスト、コーション』のチュウ・チーイン。
上映日程
3月11日(日)21:00 梅田ガーデンシネマ
3月15日(木)10:50 ABCホール
【特別招待作品部門】
● 「セデック・バレ 太陽旗」 Warriors of the Rainbow I : Sun Flag
2011年 / 台湾 / 143分 (日本初上映)
監督: ウェイ・ダーション(魏徳聖)
出演: リン・チンタイ、マー・ジーシアン、ビビアン・スー、ランディ・ウェン、安藤政信、ルオ・メイリン
1930年、日本統治下の台湾で起こった先住民セデック族による抗日暴動・霧社事件を描く。第1部となる本作は、自分たちの文化や習慣を禁じられ、過酷な労働を強いられていたセデック族が、部族の誇りをかけた蜂起に至るまでのドラマ。安藤政信、ビビアン・スー、木村祐一ら日本でおなじみのスターも出演!
上映日程
3月13日(火)19:00 シネ・ヌーヴォ
3月16日(金)18:30 ABCホール
● 「セデック・バレ 虹の橋」 Warriors of the Rainbow II : Rainbow Bridge
2011年 / 台湾 / 131分 (日本初上映)
監督: ウェイ・ダーション(魏徳聖)
出演: リン・チンタイ、マー・ジーシアン、ビビアン・スー、ランディ・ウェン、安藤政信、ルオ・メイリン
『セデック・バレ 太陽旗』に続く2部作完結編は、霧社事件に対する日本軍の報復とセデック族の葛藤と決死の戦闘を描く。『海角七号/君想う、国境の南』のウェイ・ダーション監督による渾身の一大叙事詩を、数々の国際映画祭で上映された短縮版ではなく、台湾での上映と同じ、1・2部で計4時間半におよぶフルバージョンで上映!
上映日程
3月14日(水)15:20 シネ・ヌーヴォ
3月17日(土)19:00 ABCホール
● 「LOVE」 LOVE
2011年 / 中国・台湾 / 120分 (日本初上映)
監督: ニウ・チェンザー(鈕承澤)
出演: スー・チー、ヴィッキー・チャオ、イーサン・ルアン
現代の北京と台北を舞台に、ポップかつユーモラスに交錯する4組の若き男女の愛の諸相。『モンガに散る』で80年代台北を激烈に生きる男たちの世界を描き出したニウ・チェンザー監督が、一転バレンタイン・シーズンに向けてキュートにLOVEを語る。イーサン・ルアン、マーク・チャオ、エディ・ポンら旬の台湾・中国スターが大挙主演した出来たて最新作。
上映日程
3月10日(土)12:50 シネ・ヌーヴォ
3月12日(月)20:40 梅田ガーデンシネマ
3月18日(日)10:15 ABCホール
● 「星空」 Starry Starry Night
2011年 / 中国・台湾・香港 / 98分 (日本初上映)
監督: トム・リン (林書宇)
出演: シュー・チャオ、グイ・ルンメイ、レネ・リウ
孤独な少女が、同じように孤独な男子転校生と出会い、この世で最も美しい星空を一緒に見るため家出する。大人になった誰もが心の片隅にしまっている、人生で最も輝かしかった瞬間の記憶についての映画。『九月に降る風』のトム・リンが人気絵本作家ジミー・リャオ(幾米)の原作を映画化。『ミラクル7号』では男の子に扮した若手女優シュー・チャオ主演。
上映日程
3月10日(土)18:50 シネ・ヌーヴォ
3月14日(水)18:30 梅田ガーデンシネマ
3月18日(日)13:00 ABCホール
アジア次世代最強短編
● 「 変態、無頼、そしてその中間に挟まれた女 」 Scumbag, Pervert, and the Girl in Between
2011年 / 台湾・アメリカ / 15分 (関西初上映)
監督: ブルース・ホァン・チェン(陳良侯)
モテない男子高校生の阿班は、憧れの女子を中年の体操ズボン泥棒から救えるのか?!
上映日程
3月10日(土)20:50 シネ・ヌーヴォ
3月11日(日)12:45 シネ・ヌーヴォ
3月12日(月)20:50 シネ・ヌーヴォ