台風18号（ラガサ）による台湾の被災に日本各界から早速の慰問、李逸洋・駐日代表が感謝表明

　先ごろ、台湾を襲った台風18号（ラガサ）により、花蓮県の馬太鞍渓上流の堰き止め湖があふれ、深刻な被害をもたらした。
　　
　昨（24）日より、日本の石破茂・内閣総理大臣、「日本台湾交流協会」の片山和之代表、「日華議員懇談会」会長の古屋圭司・衆議院議員、小泉進次郎・衆議院議員、滝波宏文・衆議院議員、木原稔・衆議院議員、大空幸星・衆議院議員、中山泰秀・元衆議院外務委員長、達増拓也・岩手県知事、內舘茂・岩手県盛岡市長、吉田信解・埼玉県本庄市長、中山義隆・沖縄県石垣市長、与那国観光協会など日本各界の皆様が、発災後ただちにソーシャルメディアを通じて思いやりと慰問の意を表明された。李逸洋・駐日代表はこれらいずれにも感謝の意を表した。
　　
　李逸洋・駐日代表は「日本各界の皆様が台湾に対して寄せた心遣いと支持、深い絆に感動した。台湾を代表して衷心より感謝の意を表する」と述べた。

　台日両国は同じく、台風や地震など自然災害の頻発地域であり、これまでにも台湾中部大地震(1999年)、東日本大震災、能登半島地震、花蓮地震(2024年)、台風4号（ダナス、2025年）災害といった深刻な自然災害が発生している。このような災害が発生するたびに、台日両国はいつも直ちに、互いに思いやり、支え合い、困難を乗り越えてきており、まさに「困った時こそ真の友」ということわざ通りである。この揺るぎない変わらぬ友情と良好な協力関係は国際社会にとって重要な財産であり、模範となっている。

　李逸洋・駐日代表は「政府は全力を挙げて救援と復興再建に取り組んでおり、被災地の人々は早期に安定した生活に戻ることができると信じている。この度の被災に関心を寄せていただいている皆様に重ねて深く感謝を申し上げる」と強調した。