李逸洋・駐日代表が「FOODEX JAPAN 2026」台湾パビリオン開幕式に出席
李逸洋・駐日代表は3月10日、東京ビッグサイトで催されるアジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2026」の台湾パビリオン開幕式に出席した。
このなかで李代表は、今回の台湾パビリオンに台湾から194社が出展し、過去最大規模となったことを強調し、台湾駐日代表処ではお中元とお歳暮に台湾産のマンゴーやカラスミを贈り、日本の国会議員や各界からも愛されていると述べ、今後も台湾の地方自治体や業者と協力しながら、安心の美味しさである台湾の食品が日本の消費者にもっと愛されるよう広めていく考えを示した。
同開幕式には黄志芳・台湾貿易センター(TAITRA)董事長、陳駿季・農業部長(農相)、胡啓娟・経済部国際貿易署副署長、Qucung Qalavangan(谷縱‧喀勒芳安)原住民族委員会副主任委員、黄偉哲・台南市長、周春米・屏東県長、張麗善・雲林県長、徐榛蔚・花蓮県長、饒慶鈴・台東県長および高雄市、台中市、桃園市、彰化県、苗栗県、嘉義県、南投県、新竹市、嘉義市らの代表、並びに邱議瑩、李昆澤、陳亭妃、陳瑩、林宜瑾ら各立法委員(国会議員)らが出席し、テープカットが行われ、「安心の美味しさ Taiwan Select」をPRした。
黄志芳・董事長は、「先週よりワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が東京ドームで開催され、『チーム台湾』の声援が球場内に響きわたり、日本での台湾野球ウィークとなったが、今週は経済部・農業部・原住民族委員会と15県市からなる最精鋭の『チーム台湾』による台湾食品ウィークとなる」と挨拶し、台湾の食品産業が国際ビジネスチャンスをつかめるよう期待した。
陳駿季・農業部長は、「台湾の農業部(農水省に相当)の目標は、台湾の良質な農水産物を日本の家庭の食卓に届けることであり、食後のデザートにも台湾フルーツを味わってもらいたい」と挨拶した。
胡啓娟・経済部国際貿易署副署長は、日本は台湾の食品輸出の2番目の市場であり、「Taiwan Select」として台湾食品のブランド化を強化していくことを説明した。
台湾パビリオンの開幕式の後、台湾パビリオンの中に農業部が設けた「台湾農水産物パビリオン」でも開幕式が行われた。このなかで挨拶した李逸洋・駐日代表は、「気候条件の相互補完と友好的な台日関係により、台湾と日本は互いに重要な農水産物の貿易パートナーとなっている。2025年の台湾から日本へのフルーツの輸出は2972万米ドルで、同年のフルーツ輸出額の55.4%を占め、日本は台湾フルーツの最大の輸出先である。そのうち、パイナップルとバナナは輸出先の9割以上が日本であり、マンゴーは約5割を占めている。また、オンシジューム(文心蘭)の切り花も昨年の輸出の約9割を日本をが占め、金額も1068万米ドルに達している」と紹介した。
さらに水産物に関して李代表は、台湾から日本へのマグロの輸出は2億5336米ドルで、マグロ輸出額の53%を占め、カツオも1億162万米ドルに達し、64%を占めていると説明し、日本は台湾のマグロとカツオの最大輸出先であり、台湾の水産物は日本において極めて重要な地位を占めていると強調した。
李代表は、台湾の人口は日本の5分の1に満たず、市場規模が小さいが、昨年の日本から台湾への農水産物の輸出額は11.3億米ドルであるのに対し、台湾から日本へは6.3億米ドルに過ぎず、まだまだ成長の余地があり、台湾農水産物の日本市場への販路拡大に全力で取り組む必要があるとの考えを示した。
また、同式典では、台南マンゴーの日本での流通に関する協力覚書(MOU)の調印式が行われた。李逸洋・駐日代表、陳駿季・農業部長、陳亭妃・立法委員が立ち会うなか、黄偉哲・台南市長、台南市玉井聯興青果生産合作社の林漢維代表、株式会社リプロールの山口祐輔・代表取締役、株式会社エムアイフードスタイルの雨宮隆一・代表取締役社長が署名した。同覚書により今後、台湾台南市玉井産アーウィンマンゴーをはじめとする台南市の特産品の認知向上およびエムアイフードスタイルが運営する店舗(クイーンズ伊勢丹)における販売促進や販路拡大などについて台日間の協力を深めていく。

台湾パビリオン開幕式のテープカット。李逸洋・駐日代表(右2)、黄志芳・台湾貿易センター(TAITRA)董事長(左3)、陳駿季・農業部長(左1)、胡啓娟・経済部国際貿易署副署長(左2)、Qucung Qalavangan(谷縱‧喀勒芳安)原住民族委員会副主任委員(右1)

饒慶鈴・台東県長(左1)、張麗善・雲林県長(左2)、李昆澤・立法委員(左4)、陳瑩・立法委員(左5)および各県市代表ら

周春米・屏東県長(右1)、黄偉哲・台南市長(右2)、徐榛蔚・花蓮県長(右3)、邱議瑩・立法委員(右4)、陳亭妃・立法委員(右5)、林宜瑾・立法委員(右6)および各県市の代表ら

台南マンゴーの日本での流通に関する協力覚書(MOU)調印式に立ち会った李逸洋・駐日代表(左1)

原住民族委員会のブースで特産品をPR。李逸洋・駐日代表(中央)、陳駿季・農業部長(左3)、Qucung Qalavangan原住民族委員会副主任委員(左2)
