国家災害防救科技中心がTCCIPワークショップ、台湾・日本・韓国の専門家招き
気候変動は各国が直面する共通の課題だ。これに対応するため、台湾の国家科学及技術委員会(NSTC)は、気候変動の予測データや情報・知識を提供するプラットフォーム「台湾気候変動予測情報・適応知識プラットフォーム(Taiwan Climate Change Projection and Information Platform, TCCIP)」を構築し、気候変動への適応に関する科学研究を促進しながら国の気候ガバナンスを支援している。NSTC所管の行政法人国家災害防救科技中心(NCDR)は11日より、「2026 TCCIP気候変動に関する国際ワークショップ」(2026 TCCIP International Workshop on Climate Change, IWCC 2026)を開催し、日本の国立環境研究所気候変動適応センター(Center for Climate Change Adaptation, CCCA)および韓国環境研究所(KEI)韓国気候変動適応センター(Korea Adaptation Center for Climate Change, KACCC)の専門家チームとともに、(1)気候ショック、(2)適応行動及び支援体制、(3)適応政策の枠組み、という3つの主要議題について意見交換を行った。この国際ワークショップは、TCCIP第4期計画(2022~2026年)の締めくくりとなる重要な場であり、台湾の気候科学研究チームが長年積み重ねてきた気候変動適応研究の成果が示された。
国家科学及技術委員会の林法正副主任委員は、台湾の気候適応は単一部門だけで実現できるものではなく、国全体の視点から省庁横断的な協力を促す必要があると強調するとともに、対外的には国際交流と協力のプラットフォームを構築することで、台湾・日本・韓国のパートナーシップを深化させ、東アジア地域における気候適応研究を共同で推進していけるよう期待を寄せた。国家災街防救科技中心(NCDR)の陳宏宇主任も、NCDRが長年にわたり国家科学及技術委員会の支援と指導の下、TCCIP計画事務局の運営を担ってきたと述べた上で、今回のワークショップを通じて、台湾・日本・韓国が気候データ、リスク評価、防災科学技術分野で一層連携を深められるよう期待を示した。
このワークショップは5月11日から13日までの3日間にわたり開催された。最初の2日間は台湾・日本・韓国における国家レベルの適応研究と政策推進に関する経験交流に焦点を当て、災害リスク、都市のヒートアイランド現象、健康や農林水産業への影響、さらにはAIツールの開発と応用など、各分野における気候データの活用いついて議論された。3日目は現地視察が手配され、参加した研究者らは、台湾が気候科学研究の成果をいかにして具体的な政策行動へ転換しているかについて理解を深めた。
Taiwan Today:2026年5月13日
写真提供:国家科学及技術委員会
気候変動は各国が直面する共通の課題だ。台湾の国家科学及技術委員会(NSTC)所管の行政法人国家災害防救科技中心(NCDR)は11日より、「2026 TCCIP気候変動に関する国際ワークショップ」(2026 TCCIP International Workshop on Climate Change, IWCC 2026)を開催。日本や韓国の専門家チームと(1)気候ショック、(2)適応行動及び支援体制、(3)適応政策の枠組み、という3つの主要議題について意見交換を行った。
