ウクライナ・リヴィウのリハビリ施設、台湾の支援に感謝して「台湾友誼ビル」と命名
外交部の林佳龍部長(外相)は今月11日、ウクライナ西部のリヴィウで行われた、戦争負傷者のためのリハビリテーション施設「台湾友誼ビル」の落成・除幕式にオンライン参加した。このビルは、戦争で負傷した軍人や民間人、子供たちに外科手術から義肢装具、リハビリテーション、メンタルケアまでを包括的に提供する巨大な医療・人道支援ネットワーク「UNBROKEN Ecosystem」(アンブロークン・エコシステム)の園区内にあった施設を改修したもの。
林部長はあいさつの中で、「ロシアによるウクライナ侵攻以来、ウクライナの国民は自由と民主主義の価値を守るため、強い意志と高い強靭性(レジリエンス)を示してきた。台湾もまた権威主義による侵略の脅威に直面しており、ウクライナ国民の置かれた状況やニーズを深く理解している。今回落成した『台湾友誼ビル』は、台湾とウクライナ双方の友情と連帯を象徴するだけでなく、台湾がウクライナの医療再建および市民生活の復旧を支援してきた具体的成果を示すものだ」と指摘。医療支援は一貫して台湾の対ウクライナ支援の重点分野であり、今後も国際的なパートナーと連携しながら、ウクライナの再建と復興を継続的に支援していきたいと述べた。
リヴィウ市のアンドリー・サドヴィー市長は、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、台湾の政府や国民から支援が寄せられてきたことに感謝した。また、「A friend in need is a friend indeed」(まさかのときの友こそ真の友)との言葉を用いて、台湾から寄せられる揺るぎない支援を称賛した。そして、「台湾友誼ビル」は苦難を共に乗り越えてきた台湾とウクライナの友情の証であると同時に、希望と復興を追求するという決意の象徴でもあると述べた。
外交部は2024年、リヴィウ市で構築されている医療・人道支援ネットワーク「UNBROKEN Ecosystem」(アンブロークン・エコシステム)の医療パークの再建を支援した。リヴィウ市は、台湾によるウクライナ復興支援に感謝するため、改修を終えたリハビリテーション施設を「台湾友誼ビル」と命名。同施設は55床の病床を備え、年間約2万7,000人の負傷者を受け入れ、より充実したリハビリテーションおよび医療サービスを提供することになる。
落成・除幕式には、リヴィウ市や「UNBROKEN Ecosystem」(アンブロークン・エコシステム)医療パークの関係者が出席したほか、台北駐ポーランド代表処の劉永健代表(駐ポーランド大使に相当)もオンラインで参加し、台湾とウクライナの協力の象徴ともなる重要な成果を共に見届けた。
Taiwan Today:2026年6月15日
写真提供:外交部
外交部の林佳龍部長(外相)は今月11日、ウクライナ西部のリヴィウで行われた、戦争負傷者のためのリハビリテーション施設「台湾友誼ビル」の落成・除幕式にオンライン参加した。このビルは、戦争で負傷した軍人や民間人、子供たちに外科手術から義肢装具、リハビリテーション、メンタルケアまでを包括的に提供する巨大な医療・人道支援ネットワーク「UNBROKEN Ecosystem」(アンブロークン・エコシステム)の園区内にあった施設を改修したもの。
