林佳龍外交部長とベリーズのフォンセカ外相、3つの文書の署名に立ち会う
外交部の林佳龍部長(外相)は9月28日から30日まで中米の国交樹立国ベリーズを訪問した。29日には複数の台湾企業の代表とともに、フロイラ・ツァラム総督およびジョン・ブリセーニョ首相を表敬訪問したほか、フランシス・フォンセカ外務・貿易大臣と外相会談を行った。会談では、台湾とベリーズの重要な協力事業の成果について幅広く意見を交わすとともに、3つの文書の署名に立ち会った。
フロイラ・ツァラム総督は会談で、ベリーズが台湾の国際参与を一貫して支持していることに言及した上で、ベリーズの国家発展に対する台湾からの支援に感謝した。双方は「台湾・カリブ海共栄アカデミー」の建設計画や、持続可能な観光、クリーン輸送、ホンダワラ(褐藻類)の大量発生への対応など、幅広い分野について意見交換を行うとともに、台湾とベリーズの友好関係を引き続き深化させていくことで一致した。
ブリセーニョ首相との会談では、ブリセーニョ首相が先日の国連総会一般討論演説で、台湾の国際参与を改めて強く支持する発言を行い、台湾が世界にとって「善の力」であることを各国に訴えるとともに、台湾とベリーズの37年にわたる外交関係を重視する姿勢を示したことに、林部長が謝意を伝えた。
林部長はまた、ベリーズの交通の高度化と転換を実質的に支援するため、台湾で技術の発展が進む電気バス産業に加え、蓄電・エネルギー管理システムを組み合わせたスマート交通システムを含め、ベリーズに導入することについてもブリセーニョ首相と話し合う意向を示した。さらに、台湾の政府はホンダワラの大量発生がベリーズの海洋環境や生態系に影響を及ぼしていることを認識しているとした上で、今回同行した台湾のバイオテクノロジー企業の代表が現地調査を実施するなど、官民連携でベリーズの被害軽減を支援し、持続可能な観光の推進につなげていく考えを伝えた。
フォンセカ外務・貿易大臣は外相会談で、ベリーズ政府は台湾の国際参与に関する要請を全力で支持し、国際機関で台湾の権益が守られるよう、あらゆる努力を尽くすと改めて約束するとともに、台湾とベリーズの貿易・輸出の一層の拡大に期待を示した。これに対して林部長は、台湾はベリーズにとって揺るぎない友好国であり、これまで両国が協力して進めてきたインフラ整備、公衆衛生・医療、人材育成、女性のエンパワーメント、社会福祉などの事業は、いずれも高い評価を受け、目覚ましい成果を上げてきたと指摘。今後はスマート交通やカーボンクレジット分野でも協力を深めていくことを約束した。外相会談後、林佳龍部長とフォンセカ外相は以下の3つの文書の署名に立ち会った。
(1)ベリーズの保健・観光産業の発展促進を目的とする「台湾・カリブ海共栄アカデミー」建設計画に関する協力意向書。台湾が引き続きベリーズの専門人材育成を支援することを象徴するもの。
(2) 中華民国(台湾)外交部とベリーズ外務・貿易省による外交官研修・交流協力協定
(3)ベリーズ政府による台湾の国際参与支持を改めて表明するとともに、台湾とベリーズが両国国民の福祉と持続可能な発展の促進に向け、引き続き協力していくことを確認する共同コミュニケ
Taiwan Today:2026年10月1日
写真提供:外交部
外交部の林佳龍部長(外相)は9月28日から30日まで中米の国交樹立国ベリーズを訪問した。29日にはフランシス・フォンセカ外務・貿易大臣と外相会談を行った。会談では、台湾とベリーズの重要な協力事業の成果について幅広く意見を交わすとともに、3つの文書の署名に立ち会った。
