欧州「フォルモサ・クラブ」、今年も台北で年次総会を開催
台湾との友好関係を深め、台湾の国際社会への参加を支援するために設立された、欧州を中心とする超党派の議員ネットワーク「フォルモサ・クラブ」(Formosa Club)」は昨年(2025年)初めて台北で年次総会を開催したのに続き、今年も10月25日から28日まで台北市内で年次総会を開催している。年次総会には欧州議会および欧州19カ国の議会から計49人の議員が参加している。外交部の林佳龍部長(外相)は24日の開幕式で、台風30号接近に伴う風雨をものともせず、台湾に対する揺るぎない友好を示すため集まった各国議員を心から歓迎した。
今年の年次総会の議長を務めるのは、欧州議会の親台湾議員グループ代表であり、欧州「フォルモサ・クラブ」共同代表でもあるミヒャエル・ガーラー議員(ドイツ/キリスト教民主同盟)。ガーラー議員は、「各国議員が今まさに体験している風雨は、我々に重要なことを思い起こさせてくれる。すなわち、風雨が訪れるかどうかを決める権利は誰にもないが、風雨にどう対処するかは自分たちの手に委ねられているということだ。国際情勢も天候と同様に予測が難しい。ロシアと中国はさまざまな形で権威主義の拡張を進めている。近い理念を持つ国々は、いかなる事態にも対応できる戦略を整えておく必要がある。欧州各国の議員が今日、台湾に集結したこと自体がこうした決意を示すものであり、台湾と欧州は議会間の友好関係を基盤として、引き続き安定的に関係を発展させていって欲しい」などと呼びかけた。
年次総会で採択された共同声明では、台湾と欧州の議会間協力を一層深化させるという揺るぎない決意が改めて示されたほか、AI、ドローンおよび無人システム、先端半導体などの重要技術について、信頼性と強靱性を備えたサプライチェーンを構築することを支持する立場が示された。また、外交部の林佳龍部長が2025年の「台湾・欧州海底ケーブル安全協力フォーラム」(2025 Taiwan-Europe Undersea Cable Security Forum)で提唱した「国際海底ケーブルのリスク管理イニシアチブ」(RISK Management Initiative on International Undersea Cables)を支持することなども盛り込まれた。
共同声明ではまた、中国の「民族団結進歩促進法」に対して重大な懸念を表明。欧州議会が今年4月と10月にそれぞれ採択した決議および報告書において、同法の域外適用条項が「越境弾圧」に等しいとして非難したことを評価したほか、台湾海峡の現状を一方的に変更するいかなる行為にも強く反対するとともに、1971年10月25日の第26回国連総会で採択され第2758号決議(いわゆる「アルバニア決議」)が台湾の地位を決定したものではないことを改めて確認し、台湾が国際機関や国際的な枠組みに有意義な形で参加することへの支持を表明した。
Taiwan Today:2026年10月27日
写真提供:外交部
欧州を中心とする超党派の議員ネットワーク「フォルモサ・クラブ」(Formosa Club)」は昨年(2025年)に続き、今年も10月25日から28日まで台北市内で年次総会を開催している。外交部の林佳龍部長(外相)は24日の開幕式で、台風30号接近に伴う風雨をものともせず、台湾に対する揺るぎない友好を示すため集まった各国議員を心から歓迎した。
