８月１０日に台北市で音楽を盛り込んだ花火大会が開催

　７月３０日、郝龍斌・台北市長は、「２０１３台北大稲埕音楽煙火節（花火フェスティバル）」の記者会見を開き、「今回で９年目となる『台北大稲埕花火フェスティバル』は８月１０日に、大稲埕碼頭（淡水河の河畔にある船着場）で開催する予定だ。今年の同イベントには、音楽の要素を盛り込み、名前も『２０１３台北大稲埕音楽花火フェスティバル』へと改める」と発表した。

　さらに、「音楽を盛り込むことにより、今年の花火フェスティバルを昨年よりもより一層すばらしいものにしたい。また、大稲埕碼頭は『唐山帆船（かつて使用されていた貨物商船）』の復元も終了しており、多くの人が旧暦の七夕の情人節（中華版バレンタインデー、今年は８月１３日）を前に、このイベントで一緒に花火、美しい景色、音楽を楽しんでいただきたい」とアピールした。

　台北市観光伝播局の趙心屏・局長は、「今年の同花火フェスティバルには、台北市立交響楽団付設の吹奏楽団が、大稲埕碼頭の会場で花火の打ち上げに合わせ演奏する予定だ。花火ショーは当日の夜８時３０分～８時５０分の間に打ち上げられる。最初に登場する忠孝橋にセットされた５分間のナイヤガラの滝の仕掛け花火には、七色の色彩の要素も加わり、レインボーカラーの滝が披露される。この仕掛け花火の長さも淡水河を隔てた三重区側まで延びており、さらにシンセサイザーとクラシック音楽が組み合わさることになる」と紹介した。

「台北市観光伝播局」日本語版ウェブサイト
　http://www.taipeitravel.net/jp/

《２０１３年７月３１日》