日本ハムの陽岱鋼・選手が台湾の観光大使に就任

　１２月２日、交通部観光局は記者会見を開き、北海道日本ハムファイターズ（以下、日本ハム）の陽岱鋼・選手が、台湾の観光親善大使になったことを発表した。

　これまで台湾の観光親善大使には、歌手であり俳優でもある周杰倫（ジェイ・チョウ）さんや、元・飛輪海（フェイルンハイ）のメンバーの１人、辰亦儒（ケルビン・チェン）さんらが務めたことがあったが、今回の陽岱鋼・選手の観光大使就任は、スポーツ界の花形選手では初となる。陽選手は、無償でこの観光大使の職を引き受けた。

　観光局では、２０１４年のシリーズ開幕中は、日本ハムと提携し、同球団の本拠地である北海道の札幌ドームに台湾観光の看板を設置すると共に、同球場でのプロ野球シーズン中に台湾デーや台湾ウィークのイベントを開催する予定であり、「陽岱鋼・選手の魅力を通して、日本の人たちに台湾をより一層好きになってほしい」と期待している。

　陽岱鋼・選手は台湾の観光大使になったことに対し、「台湾の社会に貢献できるようにしたい。国も私に多くのサポートをしてくれた。これは私の義務だ」と語った。

　また、陽岱鋼・選手は夫人の謝宛容さんと一緒に、台湾のグルメや美しい景色など台湾観光を紹介するユーモアあふれる短いビデオにも出演した。

«２０１３年１２月５日»