台湾修学旅行の現地研修会に日本各地の高校関係者らが参加

　「全国修学旅行研究協会」が主催する「２０１３年台湾教育旅行現地研修会」が１２月２４日から開催され、宮城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、富山、広島などの公立および私立の高校の校長や教諭ら学校関係者、台湾観光協会東京事務所、公益財団法人全国修学旅行研究協会の各関係者ら合計２３名が参加する予定となっている。

　一行の内、関西国際空港および石川県の小松空港を利用し台湾を訪問する参加者は、１２月２４日に出発し、東京の羽田空港および成田空港から出発する参加者は翌２５日の便に搭乗し、台北で合流することになる。

　台湾での全行程は１２月２８日までの４日間となっており、台北市内視察後、台湾新幹線で台南を訪問する。台南では烏山頭ダム、八田與一紀念公園の見学が予定されている。また、台中も訪れ、日月潭や大観水力発電所などの施設見学を行う予定も組まれている。

　台中訪問の後、再び台北に戻り、国立故宮博物院や中正紀念堂など台北市内を視察するほか、台北市交流校訪問として台北市立大安高級工業職業学校への訪問も予定されている。また、台湾観光局による意見交換の機会も用意されている。

　近年、台日間の青少年交流は活発になってきており、２０１３年１月～１１月の間に、台湾から１３１校、５３２１人の生徒が修学旅行で日本を訪れた。一方、日本の学校からも同期で５２校、６４３３人が修学旅行で台湾を訪れており、学校数および人数、いずれも増加傾向にある。

«２０１３年１２月１９日»