台湾ランタンフェスティバルがスタート、福島県の「わらじまつり」も参加

　「２０１４台湾ランタンフェスティバル（台湾燈会）」が２月１４日の元宵節（旧正月になり初めて迎える満月の日）の夜、メインランタンの点灯式が開催された。呉敦義副総統、江宜樺・行政院長、陳志清・南投県県長（知事）代理が一緒に点灯スイッチを押し、メインランタンに灯がともり、同フェスティバルが正式にスタートした。

　南投県出身の呉副総統は点灯式のあいさつの中で、南投県が同フェスティバルの開催権獲得に６年もの歳月をかけ、今回開催がようやく実現したことなどを紹介した後、「これは台湾省政府が南投県の中興新村に移転以来、中興新村にとり最も輝きのある１ページとなった」と強調した。

　江・行政院長は、「台湾ランタンフェスティバルは２５回目の開催となった。回を重ねるごとにより素晴らしいものとなっている。今回は南投県中興新村で開催され、沿道には美しくきらびやかなランタンが飾られており、絢爛たる歴史を書き記すことができるであろう。同フェスティバルを通して、必ずや全世界が台湾観光のソフトパワーを目にすることにより、さらに素晴らしい成果を上げ、繁栄を創出できるものと確信している」と述べた。

　１４日午後２時からは国内外のパフォーマンスチームによるパレードも行われ、日本の福島県から参加した「わらじまつり」のメンバーも参加し、盛大なパレードとなった。

　台湾ランタンフェスティバルは２月２３日まで開催される。

«２０１４年２月１７日»

写真提供：中央社
　左から江宜樺・行政院長、呉敦義副総統、陳志清・南投県県長代理