台湾企業１４社が秋田県を訪問、双方の産業連携が深化

　経済部工業局の呂正華・副局長および台湾資源再生協会の陳天佑・理事をトップとする訪問団一行は１１月１７日～同２０日、秋田県を訪問した。一行は訪問期間中、秋田県庁および秋田銀行との連携メカニズムを強化し、関連業界への訪問や「台湾企業との個別商談会&交流会in秋田」の開催により、台日産業間の実質的な交流および連携を実現した。

　訪問団のメンバーは、台湾のリサイクル、電子部品、情報通信サービス関連の業者１４社、経済部の台日産業連携推進オフィス（TJPO）、財団法人資訊工業策進会、台湾区電機電子工業同業公会など合計２５人が参加した。台湾企業との交流セミナーでは、TJPOサービス部の黄河清・部長が台日産業連携の優位性について講演したほか、中国信託商業銀行の担当者も事業内容について講演した。また、個別商談会には秋田県内の企業２６社が参加し、合計５６回の商談が行われた。

　TJPOは、秋田県との産業交流を契機に、今後も引き続き日本の地方産業との連携関係強化を図っていく。さらに、台湾の産業のニーズをまとめ、台湾の業者と日本の地方組織との交流をアレンジし、それにより産業構造を改善し、産業の付加価値のニーズを強化して、台日が連携して第三国市場を開拓し、世界に進出していくよう図っていく。

【経済部　２０１５年１１月２５日】

写真提供：経済部