「明日の日本を創る学生会議」の第３２次研修団が台湾に出発

　霊友会青年部のメンバーにより組織された「明日の日本を創る学生会議」第３２次訪華研修団の一行２８名は、３月９日～３月１６日の日程で中華民国（台湾）を訪問している。

　今回の訪華研修団のメンバーには、帝京大学、学習院大学、流通経済大学、アジア大学、拓殖大学、和洋女子大学、多摩美術大学、杉野服飾大学、筑波大学、女子栄養大学、広島大学、徳島大学、椙山女学園大学、愛知淑徳大学、中央学院大学、東京農業大学、宇都宮大学、名城大学、中部大学、名古屋芸術大学、藤田保健衛生大学、花園大学、甲南女子大学など日本各地の大学から参加している。

　一行は台湾訪問期間中、国立高雄餐旅大学、台北城市科技大学、中国文化大学の３カ所の大学を訪問し、台湾の学生たちと教育研修交流を行い、ホームステイを通して台湾の生活を体験し、台日の若者同士の交流を深める。また、外交部亜東関係協会、中国青年救国団への訪問、総統府、中正紀念堂、烏山頭ダム、八田與一記念館など各施設の参観、九份など台湾の美景スポット見学なども日程に組まれている。

　３月８日に行われた「明日の日本を創る学生会議」第３２次訪華研修団の結団式には、台北駐日経済文化代表処（以下、駐日代表処）の林世英・教育組（部）副部長が出席し、台湾および台日関係などの基本情報を説明するとともに、駐日代表処が推進している台日青年学生活動や「日本台湾学生会議」および「日本学生会議所日本・台湾フォーラム」といった学生団体の交流活動について紹介した。林副部長は「日本の学生の方々に、台湾の学生たちとの交流および台湾の各大学への訪問、さらにホームステイや参観訪問などを通し、台湾の教育システムおよびその実際の状況を理解し、台湾の社会および生活を体験してほしい。また今後、台日の学生たちが深い友情が結ばれ、台日友好関係発展のために共に最大限の努力をしていただくよう願っている」と激励の言葉を送った。

　霊友会青年部は、台日間の国際友好親善推進を目的に１９８１年、青年部所属の大学生、大学院生、各種学校などの学生たちが「自分たちの未来、明日の日本を自分たちの手で創ろう」という理念に基づき、「明日の日本を創る学生会議」の組織を設立した。設立の主旨に基づき、同会議では毎年訪華研修および学生間の交流活動を行っており、今年で３２回を迎え、これまでに６００名以上の日本の学生がこの台日青年交流活動に参加した。

《２０１５年３月１１日》