駐日代表処で郭茂林氏への総統褒揚令伝達式開催

駐日代表処で郭茂林氏への総統褒揚令伝達式開催

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左:沈斯淳・台北駐日経済文化代表処代表
右:褒揚令を受けとる郭純さん

 東京・白金台の台北駐日経済文化代表処で5月30日、故・郭茂林氏への総統褒揚令(褒章)伝達式が開催され、親族関係者らが立ち会う中、沈斯淳・駐日代表から郭茂林氏のご子息である郭純さんに褒揚令が手渡された。

 台湾台北市生まれの郭茂林氏は、東京帝国大学で建築を学び、戦後の高度経済成長期の日本で霞が関ビルをはじめとする数々の超高層ビル建設に携わり、「巨塔の男」と呼ばれた。台湾でも第一銀行本店ビル、台湾電力本社ビルなどの超高層ビルや、台北市信義地区副都心の都市計画に携わるなど数多くの成果を残し、国の発展と台日友好関係にも大きな役割を果たした。

 沈代表は、「郭茂林先生は台日建築界において大きく貢献された。本日は政府を代表して郭茂林先生の功績を表彰し、敬意と感謝の意を改めて申し上げたい」とあいさつし、郭茂林氏の功績を称えた。

 家族を代表して褒揚令を受け取った郭純さんは、「日本で学んだ経験を台湾に伝え、台湾の発展にも尽くすことができ、故郷に恩返しできたことは、父にとって本望だった。また、約30年前に父が駐日代表処の建築設計を担当する機会を得て、中華民国台湾のイメージアップに寄与できたことは光栄であり、さらに今回このような名誉を賜ったことは、天にいる父もさぞかし喜んでいることだろう」と述べ、深い感謝の意を示した。

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沈斯淳・駐日代表(左3)、郭純さん(右3)とご家族

《2016年5月30日》