復興航空GE222便、事故処理に関する説明（７月２７日）

　台湾南部の高雄空港から、澎湖諸島にある馬公空港に向かっていた復興航空（トランスアジア航空）GE222便が７月２３日夜、馬公空港近くで墜落した事故について、空難中央災害対応センターは台北時間７月２７日午後４時（日本時間同日午後５時）、同事故の処理に関する最新状況について説明した。以下は、その内容である。

　法務部は全力で鑑識を動員し、ＤＮＡ鑑定を７月２６日夜までにすべて完了し、すべての犠牲者の身元を確認し、死亡証明書を発行し、遺体については７月２５日と２６日に計１１体が台湾本島に移送され、台湾本島への必要な移送は完了した。

　７月２３日１４：００～１９：００の間、馬公空港では８機の飛行機が離陸して各地の空港へ飛行し、９機が馬公空港に安全に着陸し、そのほか２機が出発した空港に引き返した。飛行機事故の原因については、天候、機械、人為的要因または複合的要因が関連していると見られており、民用航空局および復興航空は飛行安全調査委員会の要求にしたがい、各種関連資料を提出し、今後の事故調査を進めていく。

　交通部は７月２５日に「復興航空GE222便飛行機事故処理合同サービスセンター」を開設し、戸籍（除籍）、葬儀、兵役、財産、相続税、保険賠償、就学、法律相談、心理カウンセリングなどの窓口を統一して、負傷者および犠牲者の家族・遺族の事故処理手続きをサポートしている。

　政府は負傷者および犠牲者の名簿を作成し、地区ボランティアおよび復興航空による慰問チームを組織し、負傷者および犠牲者の家族・遺族を慰問し、事故後の処理に必要な要望の理解に努め、今後も負傷者および犠牲者の家族・遺族にできる限りのお見舞いと支援が届くよう今後も一人一人継続ケアし、省庁を超えて資源を動員して積極的にサポートを提供していく。

復興航空GE222便飛行機事故処理合同サービスセンターの連絡先は以下の通り。

一、時間：毎日９：００～２０：００
二、連絡先
（一）馬公空港
　　　TEL:06-922-8100
　　　FAX:06-922-9144
　　　馬公空港ビル３階当直室
　　　E-mail: hchong@mail.mkport.gov.tw

（二）高雄空港
　　　TEL:07-805-7587
　　　FAX:07-805-7589
　　　高雄小港空港国内線ターミナルビル２階当直室
　　　E-mail: mk0723@mail.kia.gov.tw

（三）民用航空局（継続ケア管理窓口）
　　　TEL:0800-211-798
　　　FAX:02-2349-6050
　　　E-mail: gencaa@mail.caa.gov.tw

【空難中央災害対応センター　２０１４年７月２７日】