謝長廷・駐日代表が原鉄道模型博物館「台湾の軽便鉄道展」開幕式に出席

左より、原丈人・原鉄道模型博物館副館長、原美津子・原鉄道模型博物館館長、謝長廷・駐日代表、、楊仙妃・高雄市立歴史博物館館長、陳秀姫・台湾糖業副総経理、謝明勲・アジア太平洋遺産＆鉄道観光機関副代表

　台北駐日経済文化代表処の謝長廷・駐日代表は１月１８日、神奈川県横浜市にある原鉄道模型博物館「ナローゲージ王国台湾の軽便鉄道展」（３月１３日まで）の開幕式に出席し、原美津子・原鉄道模型博物館館長、楊仙妃・高雄市立歴史博物館館長らとともにテープカットを行った。同博物館のビル１階には同展のために台湾から運ばれた台南・烏樹林の台湾糖業鉄道の巡回車（製糖工場を巡回する気動車）が特別展示され、その除幕式も行われた。

　謝・駐日代表は、「私も若い頃に軽便鉄道に乗ったことがあり、大変懐かしい。台湾と日本は古くから良い友好関係があり、歴史や文化を共有し、鉄道もその一つといえる。昨年の台日間の往来者数は６００万人を突破した。同展を通じて、台湾の鉄道を日本の人々にも知っていただきたい」と挨拶した。

　今回の特別展では、２０１６年６月に友好協定を締結した高雄市の「哈瑪星（ハマセン）台湾鉄道館」収蔵の台湾の鉄道に関する資料が展示されているほか、高雄市立歴史博物館および台湾糖業股份有限公司（台糖）の協力を得て、台湾の産業発展を支えたナローゲージ（軌間が762mm）の製糖鉄道および台湾鉄道史を紹介する展示が行われている。

台湾の軽便鉄道展の会場を訪れた謝長廷・駐日代表

原鉄道模型博物館の原健人・副館長（左）と謝長廷・駐日代表（右）

１階に展示された台湾糖業鉄道の気動車

《２０１７年１月１９日》