蔡明耀・駐日副代表が伊勢丹新宿店の台南「林百貨店」コーナー開幕式に出席

蔡明耀・駐日副代表（左２）、作家の林真理子氏（左４）、「林百貨店」創業者ご子孫の方々と関係者ら

　台北駐日経済文化代表処の蔡明耀・副代表は8月17日、伊勢丹新宿店の台湾・台南「林百貨店」コーナーのオープニングセレモニーに出席した。このなかで蔡・駐日副代表は、「林百貨店から台湾のいいものを日本に紹介していただき、台湾と日本の経済関係がますます発展することを期待している」と挨拶した。

林百貨店とのコラボ商品と蔡明耀・駐日副代表（写真）

　伊勢丹新宿店では台湾・台南市の「林百貨店」コーナーを8月17日から8月30日まで開設。林百貨店オリジナルのデザイン雑貨やカバン、台湾産の茶葉、パイナップルケーキ、ドライフルーツなどの食品を販売する。

　「林（ハヤシ）百貨店」は1932年に日本人実業家、林方一の出資により台南に開業したデパートで、戦争により閉店したが、その後もビルは別の用途に使用された。1998年に建物が台南市定古蹟に指定され、修復工事を経て、台南の地元企業に経営を委託して2014年に再び「林百貨店」としてよみがえり、台南の新たな文化発信基地となっている。

林百貨店オリジナル雑貨が並ぶ

　オープニングセレモニーでは、ゲストに作家の林真理子氏および「林百貨店」創業者のご子孫らが出席。林真理子氏は、以前台南を旅行した際に「林」つながりで吸い寄せられるように「林百貨店」に入り買い物をしたというエピソードを語り、「林百貨店」と台南の魅力を紹介した。

《２０２２年８月１７日》