「台湾バイオテクノロジー展」開幕式に呉敦義・副総統が出席

　７月２４日、呉敦義・副総統は「中華民国生物発展協会」が台北世界貿易センター南港展覧館において開催した「2014年台湾バイオテクノロジー展（Bio Taiwan 2014）」の開幕式に出席し、あいさつの中で、「今年の同展は、国内外の大企業７００社あまりが出展し、１，２００以上ものブースを設けており、これまでで最大規模となった。開催期間中には、『アジア・バイオテクノロジー・ビジネスチャンス・フォーラム』『両岸バイオ医療産業協力シンポジウム』や、医療器材およびバイオテクノロジー関連の発表会など、関連する活動も数多く開催されることになり、同展がバイオテクノロジー産業のためにより一層の好成績を収めるものと確信している」と期待の意を表した。

　また、「バイオテクノロジー産業は高い付加価値があり、さらには人類の健康および国家・民族の発展に対しても、きわめて大きく寄与するものである。中華民国（台湾）政府は、１９８０年より同産業発展の将来性を予見しており、『生技（バイオテクノロジー）新薬産業発展条例』および『台湾生技産業起飛行動（行動開始）方案』などの重要な政策も次々と出しており、同産業を『６大新興産業』の１つにも位置づけ、これにより台湾のバイオテクノロジー産業の急速な成長を支援している」と説明した。

　その上で、「政府と民間による共同努力により、同産業の継続的な勢いある発展を推進し、台湾における次の『一兆元（約３兆５，０００万円）産業』となるよう期待している」と強調した。

【総統府　２０１４年７月２４日】

写真提供：中央社