台湾の智崴資訊と日本の講談社がさらなる連携協力へ

　台湾の智崴資訊科技股份有限公司（以下、智崴資訊）と日本の㈱講談社は２０１５年１月２３日（金）、呉明機・経済部工業局長および陳菊・高雄市長の立ち会いの下、協力の覚書に調印した。

　沈栄津・経済部次長は、２０１３年に工業局長在任中、台日間の連携を実現し、智崴資訊と講談社による最初の協力覚書の調印式に立ち会った。これにより、両社提携の基礎が築かれ、テーマ式４Ｄの体験型アミューズメント（i-Ride）を融合した施設の開発に成功した。これに続き今年、両社は今後の協力開発内容についての覚書に再び調印した。

　これにより、今後双方は共同出資し、日本で製作委員会を設立し、講談社により日本の著名なアニメ・コミックの題材およびＩＰ（知的財産）を導入し、智崴資訊が開発した模擬体感施設と合わせ、ストーリーの中で臨場感を刺激する画面のシーンに、動態的な模擬装置を組み合わせ、利用者がその場に行ったような臨場感あふれる絶好の気分を味わうことができる全く新しいテーマ式体験型のアミューズメント施設を開発する。また同時に周辺商品の開発と発行も行い、今後は世界のアミューズメントパークへと発展を図り、国際的な娯楽市場へと進出し、今後、世界の娯楽市場における拡大展開の優位性を高めていく。

　経済部工業局は長きにわたり、台日間の産業協力を推進するプラットフォームの役割を積極的に担ってきている。この度の智崴資訊と講談社のさらなる提携を通して、台日双方に実質的な提携の効果がもたらされ、協力の強さが増し、世界へのビジネスチャンスを共に切り開き発展していくことができるものと期待している。

【経済部　２０１５年１月２３日】

写真提供：経済部