台北国際ゲームショウが１月２８日から開催

　ゲーム専門の展示会「２０１５台北国際ゲームショウ（Taipei Game Show）」が１月２８日～２月１日、台北世界貿易センター展示１号館で開催される。同展は台北市電脳商業同業公会（以下、ＴＣＡ）が主催し、２００３年より開催されているもので、今年は１９５社が出展し、１，４７１のブースが予定されている。この中で「商務区（ビジネスエリア）」の規模は昨年の倍近くとなり、ＴＣＡでは同展に海外から約６００名のバイヤーが商談に訪れ、参観者数も５０万人に達すると予測している。

　ＴＣＡは同展の開催に先立ち１月２１に記者会見を開き、その中で「この１年間、ゲーム産業の領域は急激に変化し、さまざまなプラットフォームができ、いずれもが発展し大きな成果があった。その中で、家庭用ゲーム機は端境期を脱し、多くのすばらしい作品が市場に次々と数多く出回っており、オンラインゲームはさらに充実した傾向になっており、画面もより一層鮮やかだ。また、電子競技類のゲームも次々主流になっており、モバイルゲームはさらに多種多様となっている」と説明した。

　タブレット型携帯やスマートフォンの普及に伴い、より多くのゲーム人口をもたらしていることから、ＴＣＡは今回の同展のテーマを「ゲームの新未来Game the Future」とし、「来場者にゲームの世界が一新した感じを味わってもらいたい」と期待の意を表した。

　出展企業の中には日系企業のバンダイナムコゲームズも今回初出展し、同展をアジア進出の最初の拠点と位置付けている。

「２０１５台北国際ゲームショウ」ウェブサイト　　（中国語）
　　http://tgs.tca.org.tw/

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写真提供:中央社