謝長廷・駐日代表が東京地区僑学各界主催の「中華民国112年双十国慶節慶祝大会」に出席

国旗掲揚式：最前列右から謝長廷・駐日代表、蕭玉蘭・留日東京華僑総会会長、廖秉睿・台湾留日東京同学会会長

あいさつする謝長廷・駐日代表

　台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表は10月8日、中華民国留日東京華僑総会（以下、留日東京華僑総会）および台湾留日東京同学会が主催し、東京・四谷にある東京中華学校で開催された「中華民国112年双十国慶節慶祝大会」に出席した。あいさつの中で謝・駐日代表は、「中華民国はアジアで初めての民主共和国である。この数年、台湾は10数もの民族を包容して共和国の理想を実践すると同時に、台湾で民主主義の政治体制を確立している」と述べた。

謝・駐日代表は、今年政府主催の双十国慶節祝賀式典に参加する日華議員懇談会の訪台団はこれまでで最大規模となったことを紹介した。さらに、台日関係はきわめて良好であり、これは本日会場にいる僑胞らの長年にわたる尽力のお蔭であり、その結果だと感謝の意を表した。

　式典には、東京地区の僑胞界の各リーダーや関係者、日本側関係者らが出席した。主催者を代表しあいさつした留日東京華僑総会の蕭玉蘭・会長は、「歴代会長や僑胞の諸先輩の努力により、台湾を守り、台湾を愛する心が代々受け継がれている。我々は今後も、その趣旨と精神を堅持し、華僑界の力を結集し、経済と外交を推進し、台湾と日本の関係をより友好的なものにしていきたい」と述べた。台湾留日東京同学会の廖秉睿会長は、「双十国慶節に皆が集まると、異郷である日本も我が家のような気持ちになる」と述べ、今後も努力し、台湾からの留学生のために、より広い道を切り開いていきたいとあいさつした。

　式典では、羅鴻健・日本中華聯合総会会長、岩田善信・日本台湾親善協会副会長、小磯明・日本台湾友好議員連盟会長らが祝辞を述べ、荘海樹・留日東京華僑総会名誉会長により万歳三唱が行われた。

式典の後、今年は4年ぶりに園遊会が開かれ、午後から講堂では歌や踊りの披露や抽選会などが行われ、校庭では台湾の小吃（小皿料理）や飲み物などの屋台が並んで賑わった。

式典後、校庭で生徒たちによる龍舞や獅子舞が披露

校庭では多くの屋台が並んだ

《２０２３年１０月１１日》